過去ログ - ある勇者の旅立ち 少年「さぁ〜っいえっさぁ〜!」
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49: ◆bPl75AC.O43x[saga]
2014/01/03(金) 06:43:14.45 ID:4WrXHb4D0
参謀「今までこの海域をまともに航行できる艦はありませんでした。如何に高凌波性を持たせる為に乾舷を高く設計したとはいえ、技術の進歩には目を見張るものがあります」

将軍「例の新型装甲かね」

参謀「資料によると『KC装甲鋼板』と呼ばれているそうです。防御能力だけを見ても従来の3割増し。軽量を実現しながら堅牢性を保つことが出来るとは、夢のようです」
以下略



50: ◆bPl75AC.O43x[saga]
2014/01/03(金) 06:44:14.00 ID:4WrXHb4D0
――― 魔族海兵部隊

セイレーン・副官「海王様、本作戦は配下だけで?」

海王「現状で十分..とは言えないが、可能だろう」
以下略



51: ◆bPl75AC.O43x[saga]
2014/01/03(金) 06:45:07.33 ID:4WrXHb4D0
海王「作戦内容を説明する。
敵艦隊の邀撃だが、奴らの南下を断念させればそれで良い。
そこで指揮官、すなわち旗艦を狙う。

旗艦の識別は出来ているか」
以下略



52: ◆bPl75AC.O43x[saga]
2014/01/03(金) 06:46:00.26 ID:4WrXHb4D0
海王「長年の情報収集で、敵艦の最大射程が13,000m前後であることは確かなようだが、有効射程は恐らく10,000を切るだろう。本隊は12,000まで近づき転舵、同航戦にて敵の注意を引き付け、距離を保ち続けよ」

海王「私は搦手として単身逆方向から旗艦に水中より近づく。本体からの識別弾を確認後、直ちに浮上...、
見慣れない姿だからと言って、間違って当てないでくれよ」

以下略



53: ◆bPl75AC.O43x[saga]
2014/01/04(土) 06:54:15.43 ID:vS4oH9bg0
参謀「将軍、本当にこの辺りで魔族は仕掛けてくるのでしょうか」

将軍「昨夜あたり闇に紛れて来ると思っていたが、違ったのでな。それに潮流の影響も少なくなってきた」

参謀「畏れながら、敵にとって、陸に近いところまで我々を引き込んで戦端を開いた方が有利なのでは?」
以下略



54: ◆bPl75AC.O43x[saga]
2014/01/04(土) 06:55:09.36 ID:vS4oH9bg0
兵「左30度!水平線上に多数の影!!」

参謀「確認しました。こちらに一直線に向かってくるようです」

将軍「艦隊に訓示を行いたい」
以下略



55: ◆bPl75AC.O43x[saga]
2014/01/04(土) 06:56:30.67 ID:vS4oH9bg0
海兵m「敵部隊、コースそのまま、艦隊に近づきつつあり!」

将軍「参謀、主砲の射程は?」

参謀「戦艦が装備している主砲は30.5cm、二連装2基4門、射程は最大で13,500mです」
以下略



56: ◆bPl75AC.O43x[saga]
2014/01/04(土) 06:57:10.96 ID:vS4oH9bg0
参謀「左舷?それでは回頭に時間がかかります。コースこのままで合戦に持ち込んだ方が、艦隊運動の手間が省けますが」

将軍「進行方向を押さえたいのは奴らも同じだ。先にも述べたように我々に抜かれたくないだろうからな。
恐らく足は敵の方が速かろう。下手をすれば頭を押さえられてしまう。

以下略



57: ◆bPl75AC.O43x[saga]
2014/01/04(土) 06:57:51.17 ID:vS4oH9bg0
海兵m「..ん..、敵部隊方向変換、とり舵・回頭運動中!」

参謀「方向変換だと、距離・速力は!?」

海兵m「距離12,000から縮まります...減速を確認」
以下略



58: ◆bPl75AC.O43x[saga]
2014/01/04(土) 06:58:59.06 ID:vS4oH9bg0
参謀「敵部隊、回頭を終了、速力そのまま、単縦陣。
...っ!敵部隊上に変化あり、魔法陣の構築を確認」

将軍「やはり魔法を使うか...」

以下略



59: ◆bPl75AC.O43x[saga]
2014/01/04(土) 06:59:38.62 ID:vS4oH9bg0
参謀「遠弾!」

艦長「本艦に損害無し!」

将軍「砲戦能力は互角かな。
以下略



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