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2013/12/31(火) 03:30:05.59 ID:6yBCWbRi0
「貴音?」
気付くと、貴音はこたつのテーブルに頭を乗せていた。
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2013/12/31(火) 03:30:55.65 ID:6yBCWbRi0
――夕食後、二人は入浴を共にした。
シャワーと浴槽を交替で引き継ぐ。
髪を流し終えた貴音が、浴槽に入ってきた。
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2013/12/31(火) 03:31:59.59 ID:6yBCWbRi0
そんな雑談の末、貴音はふと疑問を口にする。
「……響。貴女は何故、動物と言葉を交わすことが出来るのですか?」
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2013/12/31(火) 03:33:02.99 ID:6yBCWbRi0
「なーんちゃって! 貴音の真似だぞ」
すぐに表情を崩して破顔する響。
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2013/12/31(火) 03:34:05.58 ID:6yBCWbRi0
「んー、でも正直自分でもよく分からないんだよね。なんでだろ」
「そうなのですか……」
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2013/12/31(火) 03:34:46.17 ID:6yBCWbRi0
「…………」
「ん? 貴音? どうしたの? 自分の顔に何かついてる?」
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2013/12/31(火) 03:35:46.98 ID:6yBCWbRi0
「…………」
あどけない表情を浮かべて首を傾げる彼女。
彼女は今どう思っているのだろう。
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2013/12/31(火) 03:36:24.00 ID:6yBCWbRi0
「聞きたい事があるなら聞いてよ」
「そ、そうですか……」
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:37:06.14 ID:6yBCWbRi0
「…………」
気になる。
わだかまる。
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2013/12/31(火) 03:37:49.41 ID:6yBCWbRi0
思いつめた表情をする貴音。
俯き、何かを悩んでいる。
それを見つめながら、響はひっそりと、微笑みを浮かべた。
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2013/12/31(火) 03:38:26.31 ID:6yBCWbRi0
「おやすみ、貴音」
「おやすみなさい、響」
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