29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:34:46.17 ID:6yBCWbRi0
「…………」
「ん? 貴音? どうしたの? 自分の顔に何かついてる?」
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:35:46.98 ID:6yBCWbRi0
「…………」
あどけない表情を浮かべて首を傾げる彼女。
彼女は今どう思っているのだろう。
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:36:24.00 ID:6yBCWbRi0
「聞きたい事があるなら聞いてよ」
「そ、そうですか……」
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:37:06.14 ID:6yBCWbRi0
「…………」
気になる。
わだかまる。
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:37:49.41 ID:6yBCWbRi0
思いつめた表情をする貴音。
俯き、何かを悩んでいる。
それを見つめながら、響はひっそりと、微笑みを浮かべた。
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2013/12/31(火) 03:38:26.31 ID:6yBCWbRi0
「おやすみ、貴音」
「おやすみなさい、響」
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:39:13.45 ID:6yBCWbRi0
「…………」
貴音は天井を見ながら、ずっと考えていた。
結局あのことが響の口から明言されることはなかった。
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:39:52.88 ID:6yBCWbRi0
「響? 何ですか?」
「貴音はさ、秘密にすることが多いみたいだけど、疲れたりしないの?」
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:41:02.65 ID:6yBCWbRi0
「ま、貴音に限ってそれはないか」
小さく笑って、響は横這いになって貴音を見た。
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:41:54.09 ID:6yBCWbRi0
「……どしたの、貴音」
一歩を踏み越える方法。
彼女は知っていたのだ。
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2013/12/31(火) 03:42:24.26 ID:6yBCWbRi0
「実は私、幽霊やお化けの類が苦手なのです」
「…………」
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