33:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/04(土) 06:32:05.82 ID:VfhB+oEso
>>32
実際はっきりしてないですしおすし
34: ◆o1H7m0ryfo[saga]
2014/01/05(日) 01:55:01.50 ID:vTLwVfM7o
01月04日
昨夜、いつ寝たのか思い出すことが出来ない。
昼にうたた寝をして、夢を見たのは覚えている。
そのあと起きて、日記を書いて、その途中で意識が途絶えた。
35: ◆o1H7m0ryfo[saga]
2014/01/05(日) 02:11:35.10 ID:vTLwVfM7o
「ああ」男は少し驚いたようだった。「今日ははじめから話してくれるんだ」
サービスのつもりで、少し微笑んでやる。
「この辺りに用でもあったの?」
不思議なことに、口を出た言葉は敬語ではなかった。
知って間もない男にそういう口のきき方をするのは、わたしには珍しいことだったはずだ。
36: ◆o1H7m0ryfo[saga]
2014/01/05(日) 02:39:32.71 ID:vTLwVfM7o
彼はいくつかの場所を案内した後に、公園へわたしを連れてきた。
やや大きな敷地を持つ公園で、話によるとここは、過去には兵士の射撃訓練場にもなっていた、とのことだった。
「だからこの辺りの土壌は鉛汚染の影響がちょっと残ってるらしいんだ」
「射撃訓練だけで鉛汚染されたりするものなの?」
「さあ。もしかすると他のものも色々あったのかもな」
37: ◆o1H7m0ryfo[saga]
2014/01/05(日) 03:09:40.67 ID:vTLwVfM7o
公園の敷地の半分ほどは、小高い丘になっている。彼が向かうのは、その丘の頂上のようだった。
頂上にはなにかのモニュメントらしきものがあった。
大きさは、大人ひとりが直立したのと同じくらいの高さと幅。
「いつだったか語学の先生に聞いたんだけどさ、この――」
彼がモニュメントについてなにか説明しようとしたときだった。
38: ◆o1H7m0ryfo[saga]
2014/01/05(日) 03:17:28.27 ID:vTLwVfM7o
文字通り、その場所は底だった。
この世界で一番深いところ。
わたしは、いつ閉じたか分からない瞼を開いた。
あたり一面、闇に覆われていた。
いや、正確な表現じゃない。
39: ◆o1H7m0ryfo[saga]
2014/01/05(日) 03:20:48.75 ID:vTLwVfM7o
酷く遠い距離だが、わたしが身にまとう五感のセンサは、彼女の存在を明確にとらえた。
当たらなければどうということはない、ともう一発飛んできたなにかを避けて、接近する。
身体が軽かった。
今、わたしはあるべき形をしているはずだ、と確信した。
距離が近づく。
40: ◆o1H7m0ryfo[saga]
2014/01/05(日) 03:22:57.29 ID:vTLwVfM7o
窓と、床と、敷布団があった。
わたしは布団の上で、片方の膝を抱えて座っていた。
いつ夜になったのか、記憶になかった。
なにかがおかしかった。
41:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/05(日) 09:28:22.57 ID:3DIk/B+q0
やめろスレタイできっついわ
42: ◆o1H7m0ryfo[saga]
2014/01/06(月) 05:12:34.76 ID:na0X7AYCo
01月05日
今日は一日中、家にこもっていた。
なのにわたしは、同時に海に存在していた。
ただの夢にしては、身体が重い。
43:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/06(月) 08:15:14.10 ID:+HHnHPaX0
さてどうなる
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