過去ログ - マミ「チーズがとっても大好きな、大切な私のお友だち」
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126: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 13:31:41.80 ID:kUxqWQ5uo


「…………べべは、怖くないの?これから、消えてしまうのよ?」

『マミダッテ、ヒトリ、コワイ。デモ、マケナイ。ソレト、オナジ』


――でも、負けない。


それは私への激励だった。

悔しいし情けないけれど、私にベベを救うことはできない。

私がこれからひとりぼっちになるのは避けられない。
それでも生きていてとベベは言う。辛くても笑ってと言う。

笑って、笑って、笑って……。

べべの気持ちが他の何よりも大切だ。

今、私がべべのためにしてあげられることは、
ベベの言う通りにしてあげることだけだった。
それがどんなに私の望まぬ結末を招くのだとしても。

私は口角を上げ、目を細めて笑っている顔を作る。
涙が目尻を伝うのも構わず作り笑いをべべに向ける。

ベベもまた、笑っていた。



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