過去ログ - マミ「チーズがとっても大好きな、大切な私のお友だち」
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◆2DegdJBwqI
[saga]
2014/02/11(火) 13:31:41.80 ID:kUxqWQ5uo
「…………べべは、怖くないの?これから、消えてしまうのよ?」
『マミダッテ、ヒトリ、コワイ。デモ、マケナイ。ソレト、オナジ』
――でも、負けない。
それは私への激励だった。
悔しいし情けないけれど、私にベベを救うことはできない。
私がこれからひとりぼっちになるのは避けられない。
それでも生きていてとベベは言う。辛くても笑ってと言う。
笑って、笑って、笑って……。
べべの気持ちが他の何よりも大切だ。
今、私がべべのためにしてあげられることは、
ベベの言う通りにしてあげることだけだった。
それがどんなに私の望まぬ結末を招くのだとしても。
私は口角を上げ、目を細めて笑っている顔を作る。
涙が目尻を伝うのも構わず作り笑いをべべに向ける。
ベベもまた、笑っていた。
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