過去ログ - マミ「チーズがとっても大好きな、大切な私のお友だち」
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116: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 13:06:36.80 ID:kUxqWQ5uo
こんなに時間があったのに、何一つ覚悟はできていなかった。
だって、助けるって決めたから。

……助けるって決めた。それにいったいどれほどの意味があるのだろう?

以下略



117: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 13:08:25.15 ID:kUxqWQ5uo
でも、それを先延ばしにすることはきっとできるはずだ。
予断を許さない状況ではあるけれど、
ベベに生きようとする意志さえあればまだいくらか。

あと、もうちょっと。
以下略



118: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 13:10:40.37 ID:kUxqWQ5uo
魔法少女が出現した魔獣を倒す。

それは人々の安全な暮らしに直結する、通常人々の目には留まらないながらも、
社会を円満な形にするための重大な歯車の一つだ。

以下略



119: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 13:14:53.97 ID:kUxqWQ5uo
この街を守るのは、別に私じゃなくてもいい。
にもかかわらず私は戦い続けてきた。

それは私が、一人でも多くの人に少しでも幸せでいて欲しいから。
他の誰でもないこの私自身の手によって、
以下略



120: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 13:17:13.67 ID:kUxqWQ5uo
色々やりたかったこと、普通の生活を犠牲にした。

それが他の魔法少女と馬が合わない要因になったとしても、
私を孤独に追い込むのだとしても、
他の見知らぬ誰か一般人を自分より優先するスタイルは変えなかった。
以下略



121: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 13:18:59.61 ID:kUxqWQ5uo
ベベは私が作った。

効率的な魔力供給を毎日あれこれ細かく試行錯誤していく内に、
その認識は私の中で半信半疑から確信に変わっていた。

以下略



122: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 13:24:04.82 ID:kUxqWQ5uo


『イマ、タノシイ、ジカンノ、ツヅキ。タノシイ、ジカン。イツマデモ、ツヅカナイ』


以下略



123: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 13:25:42.59 ID:kUxqWQ5uo
顔一面に笑顔が広がっているような笑い方じゃない。
べべにそんな笑い方はできない。

口角を限界まで引き上げて、笑っているのだと相手に印象付ける。

以下略



124: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 13:28:08.93 ID:kUxqWQ5uo


『ワカラヌ。デモ、スグ、アエル。シッテル』


以下略



125: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 13:30:32.60 ID:kUxqWQ5uo
べべは大体こんな意味の言葉を、私に伝えようとしていた。


私と一緒に毎日を過ごしてこられて幸せだった。
今お別れしても、すぐにまた違う形で再会できる。
以下略



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