過去ログ - 苗木「多重人格?」
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673: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/08/12(火) 06:18:48.97 ID:tqTkcvHcO
いくよぉ


674: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/08/12(火) 06:20:31.20 ID:tqTkcvHcO
少し昔の話をしよう。

苗木くんと兄弟に話していないことがある。
いや、彼らに話したことはかなり脚色してある。

以下略



675: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/08/12(火) 06:20:59.39 ID:tqTkcvHcO
僕はこのときから、この世界は善と悪でなりたっていると悟った。
どちらが偏ってもいけない、人間は悲しいことに弱い、
なのに生まれたときから競争を強いられる。
目の前の栄光には他人は邪魔なだけだと祖父は言う。

以下略



676: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/08/12(火) 06:21:44.61 ID:tqTkcvHcO
その頃から、ふつふつと心に黒いもやがかかる気がしていた。
今思えばあいつはそのときからいたんだと思う。

僕がつぶれてしまわぬよう、僕であり僕ではない自分がやりたいことをやれるように。

以下略



677: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/08/12(火) 06:22:18.85 ID:tqTkcvHcO
自分の孫に日寄子だなんてつけるなんてなんて人だとは思った。
しかし、字だけを見ると実に素晴らしい。
日が寄る子供と書いて日寄子。
曇りなき晴天の名前。
いったいどんな子だろう。
以下略



678: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/08/12(火) 06:22:48.01 ID:tqTkcvHcO
ぷちっぷちっぷちっぷちっぷちっぷちっ

西園寺「ここはそんなきれいなとこじゃないよ」

ぷちっぷちっぷちっぷちっぷちっぷちっぷちっぷちっぷちっぷちっ
以下略



679: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/08/12(火) 06:23:16.52 ID:tqTkcvHcO
西園寺「はぁ!?できるわけな」

石丸「こっちを見たまえ!」

西園寺「な、なに言って」
以下略



680: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/08/12(火) 06:23:45.95 ID:tqTkcvHcO
ある日のことだ。
祖父が裏社会でヘマをしてしまい、一大勢力に命を狙われるようになった。
そのためにわざと汚職を行い、表向きの地位である総理大臣の座を捨て、刑務所という安全な基地に入った。無論、祖父の息がかかっているため警備は万全だ。

僕たち家族もあらかじめ僕が雇った者たちにガードさせておいた。
以下略



681: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/08/12(火) 06:24:15.33 ID:tqTkcvHcO
一大勢力がなんとか消滅したころ、祖父は戻ってきた。
しかしその体は病魔に犯されていた。もう歳だったのか、自分の死期を悟ったか、荒れに荒れた。

あとは苗木くんと兄弟に話した通り、憤慨した僕はやつを目覚めさせ、祖父を殴り付けたのだ。

以下略



682: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/08/12(火) 06:24:45.97 ID:tqTkcvHcO
黒石丸「フッハッハッ!清多夏は清く正しくをモットーにしないと壊れかねないから安心ですね!」

寅之助「思う存分やるがいい……さて、清多夏。最後の教育じゃ」

頭痛により意識が僕に戻る。
以下略



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