過去ログ - オティヌス「見つめる世界」トール「忘れ物を捜しに」
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39: ◆e67wD8MYCo[saga]
2014/01/31(金) 20:42:16.39 ID:ik9RJHys0
翌日。
三人は簡易的な談話スペースで落ち合った。
最初に口火を切ったのはシギンだ。

「さて……始める前に一つ聞いておくわ。何でアンタそんなにぼろぼろなの!?」

「いや……いろいろあって」

そう。
シギンの目の前には体中が傷だらけのウートガルザロキがいた。
彼はその口を重々しく開く。
――――――――
――――――
――――
――

「よお、オティヌス」

「……どうした」

ウートガルザロキはオティヌスの不機嫌そうな様子を見て、確信する。
何かある、と。
大方、何か考えていたのだろうと目算をつけて彼は会話を続ける。

「いやー、何か最近のお前が変だから心配になちゃって」

「……あの爺の入れ知恵か? まあいい。部下にそういう事を気にかけさせる訳にもいかん」

オティヌスはそう言って、ウートガルザロキを引き連れる。
そして自身の書斎に彼を招く。

「……女の部屋で二人きり、か」

「あまりふざけた事を抜かすと私はお前を粛清してしまうかもな」




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