過去ログ - オティヌス「見つめる世界」トール「忘れ物を捜しに」
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27
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◆e67wD8MYCo
[saga]
2014/01/26(日) 21:04:08.49 ID:3WKB+C2b0
日常をやろうと思っていた時期もあった…
以下略
28
:
◆e67wD8MYCo
[saga]
2014/01/26(日) 21:04:42.02 ID:3WKB+C2b0
「……始まったか」
オティヌスは空を見上げて呟いた。
他の人間にはわからないが、彼女の隻眼には学園都市の上空を漂う『ラジオゾンデ要塞』は彼女と敵対する人間達を驚愕させているはずだろう。
以下略
29
:
◆e67wD8MYCo
[saga]
2014/01/26(日) 21:05:16.47 ID:3WKB+C2b0
白人の女性――――シギンの話を聞いた時にはすでにオティヌスは本来の目的を忘れていた。
彼女は魔人の力を行使すると一瞬で、学園都市上空にある『ラジオゾンデ要塞』へと到達する。
(いくら五分の確率で失敗するとはいえ、ここで失敗されては少々……困る)
以下略
30
:
◆e67wD8MYCo
[saga]
2014/01/26(日) 21:05:44.57 ID:3WKB+C2b0
「……トール。こんなところで何をしている?」
「ったく……お前は客人をまともにもてなす事もできねえのか」
「不法侵入罪だよ、お前らは」
以下略
31
:
◆e67wD8MYCo
[saga]
2014/01/26(日) 21:06:40.54 ID:3WKB+C2b0
絶望的な状況は、好転しない。
どっちが勝つかなんて見え見えだ。
だが、神裂には仕事というものがあるし、トールもここで逃げるほど臆病ではない。
いや、仮にそうしたとしてもそうした瞬間に殺されるだろう。
だがあくまで前に突っ込むなら五分の勝ちが拾えるかもしれない。
以下略
32
:
◆e67wD8MYCo
[saga]
2014/01/26(日) 21:07:08.52 ID:3WKB+C2b0
「そう、か……」
トールは神裂の言葉に顔を俯けた。
今までだって負けた事はある。でも、あそこまで何もできなかったのは初めてだった。
全く予測できなかった事ではない。こうなる事はうすうす感じていた。
以下略
33
:
◆e67wD8MYCo
[saga]
2014/01/26(日) 21:08:21.50 ID:3WKB+C2b0
今回はここまで。
引き続きネタというものを求めております
34
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[sage]
2014/01/26(日) 22:58:08.91 ID:pebUgeli0
ウーさんロキさんシギンさんが最近遠くを見つめている魔神様を心配しているようです
35
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[sage ]
2014/01/31(金) 14:54:50.03 ID:17B6kr320
面白い!
そういえばトールって今どうしてんの?
36
:
◆e67wD8MYCo
[saga]
2014/01/31(金) 20:40:16.59 ID:ik9RJHys0
>>35
ありがとうございます
神裂さんといちゃいちゃしてんじゃない?(適当)
以下略
37
:
◆e67wD8MYCo
[saga]
2014/01/31(金) 20:41:04.39 ID:ik9RJHys0
オティヌスは夢を見た。
それはとてつもなく広く、どこまで続くかもわからない荒野に一人立たされるという夢。
歩いても、歩いても、他に何も見えなかった。
別にその事に絶望はしない。彼女にとってはどうでもいいことだったのだ。
だが。
以下略
38
:
◆e67wD8MYCo
[saga]
2014/01/31(金) 20:41:35.42 ID:ik9RJHys0
一方、その頃。
このオティヌスの変化をロキが二人の人物に話していた。
一人はウートカルザロキ。
もう一人はシギン。
老人は神妙な面持ちで二人に言う。
以下略
39
:
◆e67wD8MYCo
[saga]
2014/01/31(金) 20:42:16.39 ID:ik9RJHys0
翌日。
三人は簡易的な談話スペースで落ち合った。
最初に口火を切ったのはシギンだ。
「さて……始める前に一つ聞いておくわ。何でアンタそんなにぼろぼろなの!?」
以下略
40
:
◆e67wD8MYCo
[saga]
2014/01/31(金) 20:42:44.24 ID:ik9RJHys0
「おー怖い怖い」
ウートガルザロキは少し大げさに肩をすくめてからソファに腰をかける。
ここからが問題だ。
あまり下手な事をすると本当にここで人生が終わりかねない。
以下略
41
:
◆e67wD8MYCo
[saga]
2014/01/31(金) 20:43:13.85 ID:ik9RJHys0
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以下略
42
:
◆e67wD8MYCo
[saga]
2014/01/31(金) 20:43:46.12 ID:ik9RJHys0
シギンがオティヌスと会ったのはウートガルザロキが文字通り吹き飛ばされてから、数時間後の事だった。
彼女は書斎を直接訪れると、軽い調子でソファにつく。
「……今度はお前か」
以下略
43
:
◆e67wD8MYCo
[saga]
2014/01/31(金) 20:44:35.94 ID:ik9RJHys0
「そぉじゃなくてぇ……オティヌスちゃんはトールともう一回会ってみたいんでしょ!? ドキドキしてんでしょ!? って話ぃ……」
「……、」
シギンの方がいささか信用できるのか。
以下略
44
:
◆e67wD8MYCo
[saga]
2014/01/31(金) 20:45:06.06 ID:ik9RJHys0
「どう?」
「……いやいや、」
ウートガルザロキは手を横に振ると、どうだと言わんばかりの表情をするシギンに呆れた目線を向けた。
以下略
45
:
◆e67wD8MYCo
[saga]
2014/01/31(金) 20:47:38.89 ID:ik9RJHys0
今回はここまで。一回まるまる小ネタに使うという…
そしてウート×シギンはずっと考えてました
あの金髪コンビは仲よさそうですよね
以下略
46
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[sage]
2014/02/01(土) 14:29:43.73 ID:G3nReVAL0
乙です
ウーシギはグレムリンの不遇コンビでもあるな
47
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[sage]
2014/02/03(月) 16:25:50.18 ID:sUJrgvjh0
非戦闘員だけど助言と幻術を使えるからな
内容の助言から幻術ハメとかトラウマえぐられて死にそう
ネタ
以下略
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