1:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/21(火) 14:36:47.92 ID:lNtic1pq0
冷たい、暖かい。
寒い、暑い。
凍えそうだ。いや、干からびるのが先か。
どちらにしろ、僕みたいなゴミ屑がこれ以上歩み続けても、迷惑にしかならないのだ。
死のう。
このまま、この人と一緒に...
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2:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage ]
2014/01/21(火) 14:40:36.64 ID:MLng5OxK0
期待
3:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/21(火) 15:03:21.94 ID:lNtic1pq0
4:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/21(火) 15:09:30.71 ID:zVeW5A2Z0
期待
5:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/01/21(火) 15:37:11.89 ID:lNtic1pq0
こんな才能に目覚めたのは、物心ついてしばらく経った頃。丁度、保育園を卒業したあたりだったと思う。
リビングでテレビを眺めていると突然、頭の奥から不鮮明な景色が広がってきたのだ。
理由は置いておくにせよ、この時のことはやけに詳しく覚えている。その場所は確か山小屋のような建物だったはずだ。
6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga ]
2014/01/21(火) 16:13:57.75 ID:lNtic1pq0
その後のことについてはあまり気分のいい思い出でもないので割愛するが、その女性の命を奪ったのは野蛮な男の両手であったことだけは言っておきたい。
所謂、絞殺という手法だ。
よく比べられる首吊りとは異なり、手の力では気道を塞ぐことはできても頚動脈を締め付けることが出来ないので、脳へ酸素は送られたままの状態で意識が失われるのを待つこととなる。
7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga ]
2014/01/21(火) 16:17:45.62 ID:lNtic1pq0
幼き僕の中には、どういうわけか確信にも似た思いが渦巻いていた。
8:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga ]
2014/01/21(火) 16:41:50.53 ID:lNtic1pq0
苗木「実際、そうなっちゃったしね...」
それから、僕は何回も"死"を体験した。刺殺、撲殺、毒殺、殴殺、爆殺、射殺、銃殺をはじめとする殺人事件に巻き込まれたり、はたまた交通事故、自殺などにもこの"他人の死を引き受ける才能"が反応するらしい。
9:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/21(火) 17:50:05.12 ID:HWYTuvvjO
地獄やんけ...
10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/21(火) 19:03:12.15 ID:dMDaUciI0
これはキツイな…
11:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/21(火) 19:14:07.05 ID:WcLF5hWL0
死にたくてもしねないし地獄だな
12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga ]
2014/01/21(火) 19:35:40.36 ID:lNtic1pq0
その証拠に犯人逮捕のニュースを見ても知らない顔ばかりが表示されるし、視界に入った地名はどれも身近なものばかり。
もしこれが日本全国での交通事故、自殺に反応するのなら、僕自身まともな生活を送ることは不可能だっただろう。
四六時中憑いていたら、自分自身のことを何も出来なくなるはずだ。
13:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga ]
2014/01/21(火) 19:54:13.75 ID:lNtic1pq0
自分で言うのも可笑しな話だが、僕は変わった子供であった。
言い方を変えれば、キチガイだったのだ。
小学生時代の僕の趣味は、ドッジボールでも野球でもサッカーでもゲームでもない。生き物の分解だった。
14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga ]
2014/01/21(火) 20:06:14.99 ID:lNtic1pq0
ただ、不思議なことに僕は友達が多かった。勿論、表面上だけで実際には気を許した友達など一人もいなかったが、これはこれでよかったのかもしれない。
少なくとも、僕に対して明確な敵意、侮蔑、そういったマイナス方面の感情をぶつけて来られにくくなる。
負の感情を向けられるのは面倒だ。
15:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga ]
2014/01/21(火) 20:36:29.63 ID:lNtic1pq0
僕に友達が多かった理由としては、憑依する相手が大人である場合が多く、死ぬ前に多少混ざり合うことで精神が急激に成長していった...というのが妥当な気がする。
小学生のうちはあまり細かいことを考えずにただ思い通りに過ごすような子供が多いので、話を合わせるのに苦労はしなかった。
あと、いつもへらへらしていたのが功を奏したのかもしれない。クラスの明るいムードメーカー。そんな子供の中身がどす黒いもので渦巻いているなど、誰が想像できようか。
16:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/21(火) 20:51:57.73 ID:4RCaVsOEO
あれ、別に基地外じゃなくね...?(錯乱
)
17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/21(火) 20:53:28.04 ID:4RCaVsOEO
あれ、思ったより基地外じゃない...?
18:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/21(火) 20:54:15.41 ID:4RCaVsOEO
連投すまそ
19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/21(火) 22:05:19.83 ID:0CzH0gw3o
キャラの名前借りただけの[田島「チ○コ破裂するっ!」]かよ
20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/22(水) 14:46:47.26 ID:wAbo5vzgO
元ネタなに?
21:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/22(水) 15:42:12.17 ID:5RyaivOKo
周りに悟られないようにしてる時点で
内面的にはともかく、外面は良かったろうね
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