過去ログ - その手は、誰の手を握るのか
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14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/04(火) 21:50:44.57 ID:JdTdJfsJ0

「あ、お前」

「いらないんでしょ」

以下略



15:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/04(火) 21:52:07.88 ID:JdTdJfsJ0

「怒った」

「あのなあ、気にする位なら最初から取るな。行儀も悪いし、余所の家でやったら嫌われるぞ」

以下略



16:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/04(火) 21:53:35.01 ID:JdTdJfsJ0

少々きつめに言う。表情も同じく、怒っている、ように見せる。

女顔だ何だと言われる俺が怒った所で、さして怖くない。が、朔美は別だ。

以下略



17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/04(火) 21:58:11.91 ID:JdTdJfsJ0

いかに近しい友人でも、こんな風にはならないだろう。

明哉は、朔美と逆なのだ。

以下略



18:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/04(火) 22:07:50.20 ID:JdTdJfsJ0

きっと、悪気があって口にした言葉では無いのだろうが。明哉は、その度に傷付いた。

容姿に違わぬ性格。

以下略



19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/04(火) 22:09:50.11 ID:JdTdJfsJ0
今日はこのへんです。


20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/05(水) 22:49:22.82 ID:VRB+ppAo0
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明哉の両親と別れ、二人は学校へ向かう。今日の授業や担任、友人の事。そんな普通の会話をしながら、いつもの道を歩く。

高校生になって一ヶ月未満。二人はまだ新入生で、別々のクラスである。
以下略



21:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/05(水) 22:54:20.51 ID:VRB+ppAo0

中学でよからぬ事をして名を上げた者も、同様だ。程度にもよるが。

穏やかな学校生活を送り、普通に過ごしたい者には、中々に面倒な存在だ。

以下略



22:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/05(水) 22:56:59.27 ID:VRB+ppAo0

男子も同様に、そんな事が起きる。しかし、女性は露骨で徹底している。明哉からすれば、殴られた方がまだましに見えた。

何より、酷く残酷な仕打ちにも見えた。理由は分からないし、分かりたくも無いだろうが。

以下略



23:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/05(水) 23:00:14.99 ID:VRB+ppAo0

すると「大丈夫大丈夫。そんなに悪い子いないし、中学の時よりは全然良いよ。明哉だって、そう思うでしょ。女々しい男子は、大分少なそうだし」と、朔美は明哉の心を読み取ったかのように答えた。

「確かにな、中学の時よりは全然良い。中学の頃の話しをしたら、周りの奴に気の毒そうな目で見られたよ。随分と評判悪いみたいだな、俺達の母校は」心配しているのを見抜かれ、若干驚きながら、明哉は環境の変化を実感する。

以下略



24:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/05(水) 23:02:36.51 ID:VRB+ppAo0
今日はこのへんで。


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