過去ログ - 透華「は、ハギヨシ! わわ、私を抱きなさい!!」ハギヨシ「……」
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1: ◆6ardW1rCAXVJ[saga]
2014/02/04(火) 22:01:33.16 ID:MfFILXmIo
龍門渕透華が突然に発したその言葉に、表面上何らの反応も示さなかった萩原は、紛れも無く一流の執事であるといえる。
一呼吸、二呼吸。不自然でない程度の間を置いて内心の動揺から回復し、従者は主人の命に答えた。


「お嬢様、申し訳ございません。不肖ハギヨシ、お嬢様の仰せ付けを聞き逃してしまいました」


無論、執事が主の言葉を、例え半句であろうと聞き逃すなどありえない。
だからこれは主を諌める言葉であり、執事の精一杯の懇願だ。
今ならばなかったことにできると。限度を超えた戯れはここまでにして欲しいと。
龍門渕に、龍門渕透華に心からの忠節を誓う執事に敵う最大限の抵抗。


「で、ですから! わ、私をだ……じょ、女性にしなさいと、そう言っているのです!」

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