過去ログ - P「マッサージしてもいいですか?」 菜々「なんで敬語なんですか……」
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37:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/13(木) 16:51:47.89 ID:gT/pBDHWo

「まずはふくらはぎから解していくぞ」

 そう言って茜の左脚のふくらはぎを両手で包む。ふくらはぎのマッサージは簡単で、単に溜まった乳酸などを指圧ではなく、手のひら等大きい動きをつけて揉む――もとい擦るのだ。

 ふくらはぎを掴むと、あいも変わらずビクリと跳ね、緊張しているのだろうか、どうしたものかとそわそわしている茜に一言提言する。

「なんなら、枕なりクッションなりを腰に置いて寄りかかるようにするか、いっそ寝転がってもいいぞ?」

 脚のマッサージをするにあたって、あまりせわしない動きをされると意識が足先に行かないことが多い。そのため、落ち着ける環境を作るのも大事だ。

「は、はい! 枕をクッションにしますね! あれ? 枕がクッション?」

「ああ、何も考えずそのまま座っててくれ」

 そう言いつつ、まずは脛を親指で一撫でする。ひゃっ、と普段元気な茜からは考えづらい可愛らしい声が聞こえたが、見なくとも真っ赤になって口元をあわあわとさせている姿が思い浮かぶので、気にしないことにする。



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