118:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/12(水) 00:35:50.17 ID:rvZEoW38o
「ほむらちゃん、ほら」
119:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/12(水) 00:37:25.03 ID:rvZEoW38o
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120:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/12(水) 00:38:45.55 ID:rvZEoW38o
少しずつ、思い出す。
そう、長い長い戦いの果てに、長い長い眠りに、私は就いていた。
この身が生んだ呪いに向き合う為に、この世界で目を閉じて。
かつて私の仲間たちが先に逝き、同じように受け止めて、新たな存在として生まれ変わって行ったように。
121:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/12(水) 00:40:28.23 ID:rvZEoW38o
私の眼は、一か所を見据えていた。
そこには、懐かしくも暖かい衣装を纏った、あの子がいた。
彼女は静かに、背を向けたまま、言う。
122:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/12(水) 00:42:10.63 ID:rvZEoW38o
彼女へ向けて、歩み寄った。
気が付いてみれば、私もまた、目の前のそれと全く同じ衣装を纏っていた。
そして、想いの向かうままに、言葉を紡ぐ。
123:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/12(水) 00:42:47.32 ID:rvZEoW38o
それはきっと、永遠に続くのだろう。
私はここで、あなたと一緒に、すべての魔法少女の最期を看取り続ける。
死と言う逃げ道は、もう、ない。
124:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/12(水) 00:43:27.38 ID:rvZEoW38o
もはや、死すらも私たちを、分かつことはないだろう。
何もない世界で、何もかもが満たされた私は、それを何と呼ぶべきか。
そんなもの、決まっている。
まどかは、私の方をやっと、やっと振り向いて、言う。
125:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/12(水) 00:46:39.89 ID:rvZEoW38o
思う所が在り過ぎて何と言えばいいのか分からないので、これにて終いということだけで、ご勘弁下さい。
長々と、ありがとうございました。
126:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/12(水) 01:22:45.47 ID:eXXQ3oT70
こちらこそありがとう
いいものを読ませてもらった
127:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/12(水) 01:43:59.28 ID:ZC6nlFvC0
乙
なんか見覚えあるタイトルだったと思ったら続きだったとは
128:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/12(水) 03:07:35.48 ID:9XtmnOyDO
乙乙
文はいいんだけど、肝心の展開が急過ぎてついていけなかった
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