37:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 23:10:58.78 ID:4W+e2BTSo
  
 対する佐倉杏子は、にべもない。 
 私が手にしていたバスタオルを奪うように手に取って、それで顔をぬぐった。 
 正面にいる巴マミの顔は見ずに、そのまま手元に視線を落としている。 
 そこには、温められたティーカップ。 
 手を付けようとは、していなかった。 
 巴マミは戸惑いながら、なんとか意志を確かめようと、疑問符を繰り返す。 
  
  
 「で、でも……そんな、急に」 
  
 「別に急ってわけじゃねーだろ。適当に魔獣探しててもさ、しょっちゅう被ってたし、過剰なんだって」 
  
  
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