過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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16: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:17:14.16 ID:cJv6xySVo

和「さぁ、どういう事でしょうね」
咲「うぅぅ…」

しかし、そんな咲よりも和の方が数枚上手だ。
クスリと笑うその表情とは裏腹に飄々とした言葉を放つ。
それに悔しそうな声をあげるものの、咲から反論の言葉が出てこない。
なんだかんだ言って頭の良い咲はここで何を言っても逆効果だという事が分かっているのだろう。

優希「でも、本当に京太郎は咲ちゃんの面倒見るの慣れてるじぇ」
咲「ち、違うよ。私が京ちゃんの面倒を見てあげてるんだよ」
和「そうなんですか?」
京太郎「…咲の名誉の為に黙秘権を行使します」
咲「ちょっとぉ!?」

と幼馴染を弄ったりはするものの、実は結構、面倒は見てもらっていたりする。
清澄に入れるように俺の受験勉強を手伝ってくれたのも咲だし、夕飯だって何度もご馳走になっているんだから。
また俺が悩んだりしている時に誰よりも先に気づいてくれるし…なんだかんだで結構、頼りにしている。
まぁ、その分、こうして転びそうになった咲を助けたり、迷子になったこいつを探しに行ったりはしてるからwin-winではあると思うのだけれど。

咲「……」

ただ、最近、その幼馴染からの視線がキツイ。
いや、キツイ…と言うよりは圧力があると言った方が正しいか。
長年一緒にいる所為か、それとも元々勘が鋭いタイプなのか、咲は俺の事となるとそれなりに敏い。
そんな幼馴染が俺の心境の変化に気づいていない訳ではないのだろう。
時折、こうして圧力を掛けるようにじっと俺の方を見つめてくるのだ。


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