過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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258: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/17(月) 22:49:12.53 ID:l9uQc+j4o

霞「でも、須賀君ってば意外と才能あるのね」
京太郎「え?」
霞「思いの外上手で指導にも熱が入っちゃった、ごめんなさいね」
京太郎「い、石戸さん…」
以下略



259: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/17(月) 22:50:03.76 ID:l9uQc+j4o

―― それから始まった舞は…本当に俺とはレベルが違った。

一つの挙動にまで魂が篭っていると言えば良いのか。
ほんの僅かな動きでも目を惹きつけられ、意識が飲み込まれていく。
以下略



260: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/17(月) 22:50:33.00 ID:l9uQc+j4o

京太郎「(…そのままで良いはず…ないよな)」

俺はもう伝えるべき事を伝えて、石戸(姉)さんはそれに返事を返した。
ならば、この話題はここで終わっても恐らく何の問題もないのだろう。
以下略



261: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/17(月) 22:51:49.54 ID:l9uQc+j4o

霞「…もう。そんなお世辞言って…明日からのお稽古に手を抜いたりしないわよ」
京太郎「ダメですか」
霞「ダメよ」

以下略



262: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/17(月) 22:52:18.55 ID:l9uQc+j4o

京太郎「…ぅわっ!」

俺が踏みつけたのは床ではなかった。
その間に入り込んだ紅い袴 ―― つまりは服の裾だったのである。
以下略



263: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/17(月) 22:52:54.31 ID:l9uQc+j4o

京太郎「(…っていやいやいやいやいや!そうじゃない!そうじゃないって!!)」

そこで一気に思考がクリアになっていくのがそれが石戸(姉)さんの体臭だと気づいてしまったからだろう。
その雰囲気やイメージとぴったりな優しい匂いに身体が反応するよりも先に思考が冷めていく。
以下略



264: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/17(月) 22:53:21.79 ID:l9uQc+j4o

霞「うぇ…ええええええええええええんっ!!」
京太郎「うあああああああ!?」

な、泣いたあああああああ!?
以下略



265: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/17(月) 22:53:57.64 ID:l9uQc+j4o

霞「嫌い…須賀君なんて嫌いよぉ…」
京太郎「ぐふ…」

…いや、無理ですって、やっぱ無理ですって。
以下略



266: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/17(月) 22:54:26.51 ID:l9uQc+j4o

霞「…もう良いわ」
京太郎「…でも」
霞「良いって言ってるの」

以下略



267: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/17(月) 22:55:24.51 ID:l9uQc+j4o

霞「それで今日のお稽古はおしまい。後は自由行動で大丈夫よ」
京太郎「いや…でも…」

まるで何事もなかったかのように言葉を続ける石戸(姉)さん。
以下略



268: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/17(月) 22:56:14.87 ID:l9uQc+j4o

霞「こ、これでも一応しっかり者で通ってるから…あんまり知られると恥ずかしいし…」
京太郎「…分かりました」

…いや、実はそれほどでもないんじゃないだろうか。
以下略



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