過去ログ - 【ストパン】土方圭助の憂鬱 その3【土方×もっさん】
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467:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2015/07/08(水) 21:03:32.22 ID:x46p11Kt0
(誰でしょう?)
(少なくとも外部の人間ではないでしょうが…………)

曲がりなりにも軍事施設であるここに外部の人間が入り込めるとは考えづらい。
宮藤さんと一緒に、私は入口からドアを覗き込んだ。
以下略



468:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2015/07/08(水) 21:06:49.55 ID:x46p11Kt0
(坂本さん……)
(少しお待ちください)

格納庫に入ろうとする宮藤さんを押しとどめる。
坂本少佐の性格からして、このような姿を宮藤さんには見られたくないであろう。
以下略



469:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2015/07/08(水) 21:08:50.41 ID:x46p11Kt0
(……ミーナさん?)

近づくにつれ、地面の上に寝転がる坂本少佐のそばに立つ人影の正体が明らかになる。
それは間違いなくミーナ中佐であった。
思わず足が止まる。
以下略



470:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2015/07/08(水) 21:10:50.78 ID:x46p11Kt0
(少佐……)

あの少佐が。
いつも豪放磊落で、愉快そうに笑い声を上げていた少佐が、これほどの鬱屈を抱えていらっしゃったとは。
そして、誰よりも少佐のお側にいながら私はそのことに気づいて差し上げることすら出来なかった。
以下略



471:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2015/07/08(水) 21:13:02.88 ID:x46p11Kt0
「……久しぶりだな、土方兵曹」
「このような時間の訪問いたしました失礼をまずお詫びいたします」
「なに、私も明日に向けてやることが多くあってな。今日は徹夜だと覚悟していたところにいい気分転換になった」

深夜の訪問にもかかわらず一分の隙もなく制服を着こなしているその方はそう言って笑う。
以下略



472:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2015/07/08(水) 21:15:27.73 ID:x46p11Kt0
「では…………乾杯!」
「乾杯!」

グラスをかちん、と合わせ、そのままその琥珀色の液体を一気に呷る。
胸を焼くような厚い塊が食道から胃へと降りていくこの感覚には、おそらく生涯慣れることは出来ないであろう。
以下略



473:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2015/07/08(水) 21:18:29.76 ID:x46p11Kt0
と言う所でここまでです。
何だか1か月1話になっちゃってますね。
何とかせねば。

あ、夏コミに向けて頑張ってます。
以下略



474:名無しNIPPER[sage]
2015/07/08(水) 21:44:07.51 ID:i/erK06PO
乙です


475:名無しNIPPER[sage]
2015/07/09(木) 07:06:25.98 ID:LyQ470Yao
乙ー
面白い


476:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2015/07/31(金) 23:30:08.11 ID:EIq1TPbV0
セルフage
すいません。
次話はもう少しお待ちください。


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