過去ログ - 【ストパン】土方圭助の憂鬱 その3【土方×もっさん】
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567:坂本圭助 ◆ENoaiFO/XE[saga]
2016/03/08(火) 22:02:16.65 ID:rIMEs9Zt0
こんばんは。
遅れてしまって申し訳ありません。
ただいまより投下します。


568:坂本圭助 ◆ENoaiFO/XE[saga]
2016/03/08(火) 22:02:56.91 ID:rIMEs9Zt0
「坂本さああああああああん!!」

腹の底から息を吐き出すようにして名前を叫ぶ。
すれ違う乗組員たちが何事かと振り返るが、私の目には入ってこない。
天城の広い飛行甲板に立つと、空を覆い尽くす勢いでこちらに迫ってくる小型ネウロイ、そしてその向こうに浮かぶ大きな赤いコアがはっきりと見えた。
以下略



569:坂本圭助 ◆ENoaiFO/XE[saga]
2016/03/08(火) 22:04:06.91 ID:rIMEs9Zt0

「……おい、あれを見ろ!」
「宮藤さんか?」

そんな私の耳に聞こえてくる甲板要員たちの驚きの声。
以下略



570:坂本圭助 ◆ENoaiFO/XE[saga]
2016/03/08(火) 22:05:06.01 ID:rIMEs9Zt0
しかし。

「よ、芳佳ちゃん!」

ビショップ曹長が小さく叫ぶ。
以下略



571:坂本圭助 ◆ENoaiFO/XE[saga]
2016/03/08(火) 22:05:39.75 ID:rIMEs9Zt0
「よ、良かった……」
「全くいつも心配ばかりかけおってからに」
「さてと……こんなの見せられちゃ、私たちもここで案山子みたいに突っ立ってるわけにはいかねぇな」

そう言ったのはシャーリーさんであった。
以下略



572:坂本圭助 ◆ENoaiFO/XE[saga]
2016/03/08(火) 22:06:09.08 ID:rIMEs9Zt0
「……お手柄だったな、土方兵曹」
「も、申し訳ございませんでした!」
「なに。なかなか面白いものが見れた。若いというのは羨ましい事だな」

その後急に我に返った気まずさに堪えながら艦橋に戻った私を出迎えたのは、杉田司令のからかいの言葉であった。
以下略



573:坂本圭助 ◆ENoaiFO/XE[saga]
2016/03/08(火) 22:06:41.33 ID:rIMEs9Zt0
そして幾許かの時間が過ぎた。
数十分だった気もするし、数時間だったと言われても納得してしまう。

「ネウロイ、完全消滅!復活の気配もありません!!」
「今度こそ間違いないのだな?」
以下略



574:坂本圭助 ◆ENoaiFO/XE[saga]
2016/03/08(火) 22:07:25.99 ID:rIMEs9Zt0
ついに待望の声がかすかではあるがレシーバーより聞こえてきたのは、数十度の試行の後であった。

「……さん!…………圭助さん!聞こえますか?」
「宮藤さん!ご無事だったのですね!」
「はいっ!それに…………坂本さんも無事です!気を失っているみたいですが、命に別状はありません!!」
以下略



575:坂本圭助 ◆ENoaiFO/XE[saga]
2016/03/08(火) 22:07:58.80 ID:rIMEs9Zt0
「大和は?」
「……ネウロイ化は解けている模様です」
「そうか……」
「ご覧ください。大和、海面に落下します」

以下略



576:坂本圭助 ◆ENoaiFO/XE[saga]
2016/03/08(火) 22:10:07.96 ID:rIMEs9Zt0
「マルス作戦、目標達成!ウィッチ隊の皆様を収容したのち帰途につく!」

杉田司令が号令を下した。
私は再びウィングに出て、帰還してくるウィッチ隊の皆様の姿を見上げる。
どの顔も笑顔にあふれており、私に気付くと手を振ってくる方もいた。
以下略



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