76: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/05/07(水) 23:10:38.73 ID:1i5XaIm40
ゆの「ホントだ、あのビル建ったの、最近だもんね」
なずな「なんだか間違い探しみたいですね」
宮子「でしょー?」
77: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/05/07(水) 23:45:34.11 ID:1i5XaIm40
宮子「風景もこうやって変わっちゃうし、私達もずっと変わらずここにいられるわけじゃないし」
宮子「だからなるべく描いておきたいんだよね、こうやって」
ゆの「宮ちゃん……」
78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/10(土) 14:05:15.92 ID:axkBfFXAO
やっぱこの雰囲気いいわ
79: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/05/31(土) 11:53:32.67 ID:Wbvopx8z0
大晦日に乃莉ちゃんが帰ってきて、年が明けて3が日が過ぎるまでは、久々に6人の穏やかなひだまり荘が戻ってきた。
皆で集まってお菓子を食べたり、お喋りしたり……でも、やっぱりヒロさんと沙英さんはお勉強が大変そう。
3日の午後に2年生の先輩たちがそれぞれ帰省すると、急にひだまり荘が静かになったような気がした。
ゆのさんが帰省するからって余り物のおかずををいろいろとおすそ分けしてくれたから、
80: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/05/31(土) 11:54:13.83 ID:Wbvopx8z0
乃莉「なずなー?」
なずな「あ、乃莉ちゃん、どうしたの?」
乃莉「んー?特に用はないけど。もう夕飯食べ終わったよね?」
81: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/05/31(土) 12:05:50.92 ID:Wbvopx8z0
乃莉「あ、年賀状書いてた?」
なずな「そうなの、まだ終わってなくて」
乃莉「ふーん」
82: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/05/31(土) 16:23:03.94 ID:Wbvopx8z0
乃莉「あー、やっぱ廊下は寒いね」
そう言いながら、乃莉ちゃんは湯気の立つお茶をすすった。私も一口、湯呑に口をつける。
83: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/05/31(土) 16:32:50.34 ID:Wbvopx8z0
乃莉「はぁ〜……」
乃莉ちゃんが大きく伸びをして、テレビのスイッチを切った。
時計を見ると、いつの間にか10時前になっている。
84: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/05/31(土) 17:13:35.87 ID:Wbvopx8z0
動揺して、年賀状の最後の1枚を思いっきり書き損じてしまった。
自分でもみるみるうちに顔が真っ赤になっていくのが分かる。
誰かと一緒にお風呂に入るだけでも恥ずかしいけど、乃莉ちゃんとだなんて。
頭の片隅で想像した乃莉ちゃんとお風呂でじゃれ合うイメージを、頭を強く降って振り払う。
85: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/05/31(土) 17:21:42.71 ID:Wbvopx8z0
最後の年賀状を書き直し、しばらくするとお風呂が沸いた。
順にお風呂に入って、体が冷えないうちにベッドに入る。
乃莉「んじゃ、電気消すよ」
86: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/05/31(土) 17:24:55.60 ID:Wbvopx8z0
乃莉「……あと、3か月なんだな、って」
乃莉「なずなが引っ越しちゃうまで」
196Res/126.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。