過去ログ - 魔王をたおすっちゃ
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49: ◆rzGQJCFW/2[saga]
2014/03/07(金) 03:04:31.24 ID:BfNML8NAO
『はっはっはっはっは!』魔王が大声で笑い出す。
『随分残酷な勇者がいたものだ!実の父親を躊躇わず殺すとはな!』

「この外道め!」仲間たちは、涙を流し、怒りに震えていた。
「好きに言わせておけ」俺は、全く気にする素振りを見せず、みんなに、そう伝えた。
以下略



50: ◆rzGQJCFW/2
2014/03/07(金) 03:06:15.18 ID:BfNML8NAO
さーせんwwwwwwsagaわすれましたwwwwww
>>48は無かった事にしてくださいwwwwww


51: ◆rzGQJCFW/2
2014/03/07(金) 03:14:06.39 ID:BfNML8NAO
『なんだと?』言葉の真意が分からぬ魔王に、俺は言った。

「こんなふざけた事も今日で終わりだからな」

『どういう事だ?』
以下略



52: ◆rzGQJCFW/2[saga]
2014/03/07(金) 03:38:40.95 ID:BfNML8NAO
武道と魔術。両者を神域のレベル迄に極めた魔王との闘いは、想像を絶するものだった。
『ふふふ。この程度か?勇者ああああ』
(強い!ここまでとは!だが、まだ望みはある…
俺の必殺剣さえ決まれば…)

以下略



53: ◆rzGQJCFW/2[saga]
2014/03/07(金) 03:55:14.69 ID:BfNML8NAO
剣に天から光の呪文を落とす瞬間…
俺の目前に、巨大な火球が迫っていた。
『馬鹿め!この隙を見逃すと思ったか!?』巨大火球は魔王の必殺の呪文であった。
(くそっ!万事休すか!)火球が直前まで迫り、諦めかけた時…

以下略



54: ◆rzGQJCFW/2[sage]
2014/03/07(金) 04:12:09.96 ID:BfNML8NAO
俺が、賢者の名を叫ぶ前に、僧侶が叫んでいた。「今よっ!勇者ぁぁ!!」
瞬時に頭の中で理解した。初めてできた魔王の『隙』
賢者が命懸けでくれた『好機』…

(無駄には出来ない!!)
以下略



55: ◆rzGQJCFW/2[sage]
2014/03/07(金) 04:25:51.97 ID:BfNML8NAO
魔王は『たおれた』
俺は、喜びの感情など忘れていた。賢者の事で、頭が一杯だった。
俺は、真っ先に賢者の下へ駆け寄った。
「賢者は無事なのか!?」俺は、僧侶に問いかける。
「何とか蘇生には成功しました。
以下略



56: ◆rzGQJCFW/2[saga]
2014/03/07(金) 04:51:00.38 ID:BfNML8NAO
「危ない!勇者!」
突如、戦士が叫び、立ち上がる。俺の後ろに、心臓を突き刺された筈の魔王が迫っていた。

戦士が、俺を狙った魔王の拳を、斧で受け止めてくれた。

以下略



57: ◆rzGQJCFW/2[saga]
2014/03/07(金) 05:24:31.37 ID:BfNML8NAO
「僧侶!二人を連れて逃げろ!」勇者は、単身、魔王立ち向かった。

たった一人で魔王に!?その姿を見て、僧侶は拒絶の意思を示そうとしたが…
危険な状態の賢者。命に別状は無いが、重傷の戦士。
その二人を見つめると、黙って指示に従った。
以下略



58: ◆rzGQJCFW/2
2014/03/07(金) 05:53:44.15 ID:BfNML8NAO
『父と同じく、己を犠牲にし、仲間を逃すか…親子揃って愚かだな』魔王が嘲笑する。

「犠牲?一匹の死に損ないを始末するだけだ。死ぬ訳ないだろ」俺は、負けじと言い返した。

『ふふふ。死に損ないか…確かにな』
以下略



59: ◆rzGQJCFW/2[saga]
2014/03/07(金) 15:39:14.60 ID:BfNML8NAO
(なんて強さだ!手も足も出ないなんて)
魔王は、転生の秘術で、破壊神へと生まれ変わったのだ。

『この秘術を使う羽目に無るとはな…流石は勇者と言ったところか』

以下略



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