過去ログ - ホワイトアルバム 2 かずさN手を離さないバージョン
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2:黒猫
2014/03/06(木) 10:22:10.87 ID:+mPTnUep0
翌日・御宿駅前

春希「お前が手を引けば、すぐに解ける。
   お前は、どこへでも行ける」

以下略



3:黒猫
2014/03/06(木) 10:23:23.63 ID:+mPTnUep0
現在・御宿駅前

5年前、成田空港で手を離して、
その後3年間どうなったのか忘れたのか?
今の俺は、5年前からまったく成長していないじゃないか!
以下略



4:黒猫
2014/03/06(木) 10:24:47.73 ID:+mPTnUep0
同日・御宿駅前

tel
曜子「ギター君?」

以下略



5:黒猫
2014/03/06(木) 10:25:40.41 ID:+mPTnUep0
同日・曜子病室

曜子「ほんっと、二人とも頑固ね。
   しかも、自分の主張ばかり押し付けてるし。
   でも、エゴイストで、とっても素敵よ。ほんっと、私好み。」
以下略



6:黒猫
2014/03/06(木) 10:27:43.24 ID:+mPTnUep0
数日後・コンサート終了後・コンサート会場楽屋

曜子「かずさ? 入るわよ」

かずさ「どうだった?」
以下略



7:黒猫
2014/03/06(木) 10:28:50.93 ID:+mPTnUep0
ドアの陰に隠れていた人物が入ってきた。
曜子さんが笑いをこらえているのが良く分かる。
途中、笑いださないか心配したほどだけど、大女優も顔負けの名演技だ。
演技というか、曜子さんそのものといってもいいかもしれないけど。

以下略



8:黒猫
2014/03/06(木) 10:29:55.05 ID:+mPTnUep0
曜子「あー、ちょっといいかな? 二人で盛り上がってるところ悪いんだけど」

もう赤面して黙るしかない。
なにかしゃべったら、どんな言葉であっても曜子さんの餌食になってしまう。
かずさも、それを本能で理解しているみたいで、なにもしゃべらない。
以下略



9:黒猫
2014/03/06(木) 10:30:58.35 ID:+mPTnUep0
どれくらい時が経ったのかわからない。二人の泣き声が響いてただけだった。
実際の時間はたいしたことはなかった。
そして、強引に現実に引き戻される。


以下略



10:黒猫
2014/03/06(木) 10:31:50.29 ID:+mPTnUep0
春希「曜子さん。タクシーの準備できました」

曜子「今は行けないわ」

かずさ「どうして?」
以下略



11:黒猫
2014/03/06(木) 10:32:42.43 ID:+mPTnUep0
俺たち二人が会見場に行くと、ちょっとざわついた。
かずさは曜子さんと来るものだと、皆が思ってたはず。
開桜社の人間は、わずかだが事情を知っているせいか、微妙な表情を浮かべている。
俺のことを知っている人も何人かいるようだが、
それぞれ色々な表情を浮かべていた。
以下略



12:黒猫
2014/03/06(木) 10:33:39.88 ID:+mPTnUep0
同日深夜・ホテル

かずさ「で、・・・・なんで、のこのこ戻ってきた。
    あたしと一緒にいるとお前が壊れちゃうから別れる決心したのに。
    もう、泣かないって決めたのに。」
以下略



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