74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2014/06/06(金) 03:05:23.75 ID:C2MA4niDO
トレント「おや? あんな所にBパーツが……」
アルラ1「本当だ! でも中身は空っぽなの」
アルラ2「Bパーツさんをほうり捨ててどっか行くなんて、よっぽどの事があったの!」
アルラ4「大きい方のトイレか」
アルラ8「断言!? しかも4番ちゃん的に小さい方は可なの!?」
少女「うーん、でも本当どこに行っちゃったんだろ?」
アルラ5「Bパーツさんに聞いてみるといいの」
少女「え? 話せるの、コレ?」
トレント「いや、話せんよ。しかし補助分体であるコレは本体のアルラウネと精神の奥底で繋がっているのだよ。
そしてまたそれに従い、本体の元へと戻るという帰巣本能に近い性質を有している。
早い話、コレの後を追って行けばアルラウネの元にたどり着ける」
少女「でも、なんかこのBパーツ? へこたれてるんですけど……」
トレント「力を使い果たしたのだろう。ワガハイがパワーを分けてみよう」
アルラ1「ジジイ! こっちも分けて!」
アルラ5「こっちもこっちも!」
トレント「はいはい、ちゃんと一列に並ぶのじゃぞ」
少女「まるで飴売りね、……あら?」
アルラ4「どうした? ……道、……車輪の跡?」
少女「それにヒヅメの跡も、けっこう新しいし、これは……」
アルラ4「頭に浮かぶのは嫌な予感? それともトラウマ?」
少女「……あなたはちょっと口の利き方を考えなさい」
アルラ4「いたいいたいいたいいたい」
少女がアルラウネの頭を掴んでこめかみを握り拳でグリグリすると、アルラウネは短い手足を逃げるようにバタつかせたのだった。
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