過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/03/13(木) 21:05:48.02 ID:a2xbEWtP0
誰に言ったわけでもないその呟きに、返事があった。
『―――なァにをぶち殺すってェ?』
206
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/13(木) 21:06:56.76 ID:a2xbEWtP0
それは、嫌なくらい聞き覚えのある声。特徴のある口調。
声のする方には、白い人影。――――よく知っている、知りすぎている顔、姿形。
だが、あり得ない。そんな馬鹿な―――!!
以下略
207
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/13(木) 21:08:18.09 ID:a2xbEWtP0
以下略
208
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/13(木) 21:08:45.36 ID:a2xbEWtP0
第19学区を荒野に変えたアクセラレータは、ぼう、っと空を仰いでいた。
ミサカミコトを抱き締める手は緩めず。
ただただ128回の殺人の記憶を再認し。
ミサカミコトの言葉を反芻し続けながら、何度でも最後の笑顔を思い返す。
以下略
209
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/13(木) 21:09:17.53 ID:a2xbEWtP0
――――――そして、そこに現れた、自分。
世界は鏡像であったか。
まずは己を殺せと告げるのか。
以下略
210
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/13(木) 21:10:29.98 ID:a2xbEWtP0
『―――偽物はオマエだクソ野郎が』
そう返してやると、呆れたように眼前の己がため息をつく。
『ハイハイそォかよ、まァ吠えるのは好きにやってりゃァいいが―――オマエ、そいつ、誰を抱き抱えてやがンだ?』
以下略
211
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/13(木) 21:11:43.13 ID:a2xbEWtP0
『――あァ。こいつの名前は、ミサカミコトだ』
やはり、か。しかし、オリジナルかはわからない。クローンかもしれない。とにかく確認すべきは―――――
『―――生きてンのか?』
以下略
212
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/13(木) 21:13:38.12 ID:a2xbEWtP0
『―――クローンだと?』
『ちげェ』
『ちげェよ』
以下略
213
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/03/13(木) 21:16:30.75 ID:a2xbEWtP0
アクセラレータの声が、呟き程度の声量から、相手に伝わる程度の声量に変わっていく。
『……まずはそこの俺の鏡像と、コイツをクローンと言いやがった女、オマエだ』
以下略
214
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/03/13(木) 21:17:29.40 ID:a2xbEWtP0
まずい、と浜面は素直に思った。なんとかして滝壺を守り抜かなければ――――
そんな焦りまくりの浜面をよそに、一方通行が口を開いた。
『ハッ、あくまで俺は俺、クズって事か。―――イイぜ、来いよ三下。
以下略
215
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/03/13(木) 21:23:31.56 ID:a2xbEWtP0
一方通行の背中から黒翼が生える。
同時に、ミサカミコトを抱き抱えたまま上空に飛び上がり白翼を羽ばたかせるアクセラレータが、金色の光と共に一方通行に向かって突っ込んでいく。
向きの転換の問題で一瞬遅れての飛び出しだが、一方通行も迫り来るアクセラレータに向かって突っ込んでいく。
以下略
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