過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/13(木) 22:26:07.80 ID:a2xbEWtP0
「私もいくんだよ」
えっ!?と黒い服の穏やかそうな人が声をあげる。
「ダメだ、危ないよ。えーと……インデックスちゃん」
「インデックスでいいんだよ。………今ね、とうまが大変なの。きっと、第19学区で事件に巻き込まれてるんだよ。わたし、いつも助けられてばかりだから――――今回こそは、私が助けてあげたいんだよ」
また、上条当麻――――と黒桐はいい加減に感心するしかなくなっていた。その少年は、どれだけトラブルに巻き込まれやすいんだ、と。
「ああ、幻想殺しの少年か。」
「知ってるのかな?」
「お前に劣らず有名人だ、知らん訳がなかろう。―――まったく、阿羅耶識も人使いが荒いもののようだからな」
「アラヤ?―――なんだかよくわからないけど、とにかく早く私もつれていって!私も何か役に立てるはずなんだよ!早くしなきゃまたとうまが死にかけちゃうかも!」
またって―――一体何度死にかけたんだろう、その少年は。
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