過去ログ - 海未「誕生日に菊の花を貰ってしまいました」
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15:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/15(土) 01:36:43.40 ID:GSBZbNEV0
夕焼けはいつだって眩しくて、綺麗で、気高かった。

そんな風に西の空に沈んでいく太陽を眺めながら、ことりは約束の場所で海未を待ち続けていた。

結局昨日のレンガの家はなかったが、ことりはもう気にしてはいなかった。
以下略



16:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/15(土) 01:43:31.02 ID:GSBZbNEV0
「うん。オオギクだよ」

海未はオオギクを見つめながら考え込む。

ことりの好きな、あの日本刀のまなざしを浮かべて。
以下略



17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/15(土) 01:47:12.88 ID:GSBZbNEV0
優しい風が吹いて、プリザーブドフラワーがひらりと揺れる。

海未の髪を撫でて、ことりの髪を撫でる。

「ことり――私は同性愛者――という訳ではないのです」
以下略



18:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/15(土) 01:52:53.32 ID:GSBZbNEV0
「ここなのですか?」

夕焼けの商店街は人もまばらになっていた。
海未とことりは更に商店街を進んで、もう人が通ることもないような商店街の外れまで差し掛かる。

以下略



19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/15(土) 01:57:43.77 ID:GSBZbNEV0
「絵里? どうしたのですか? え? 今から? 真姫の家? はい、はい、わかりました」

海未ははち切れそうな笑顔を隠さず、ことりを振り向く。

「これから真姫の家で私の誕生日を祝ってくれるそうですよ? ホントはことりに黙って連れて来て欲しかったのに、ことりが電話に出ないから、と」
以下略



20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/15(土) 02:03:50.16 ID:HXMiavPZ0

最高だった


21:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/15(土) 04:27:12.72 ID:0rHOlASN0
乙すばらしいね


22:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/15(土) 05:04:05.15 ID:nYxXP+Wg0
普通に感動しました。お疲れ様でしたー


23:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/15(土) 05:26:41.62 ID:EE7qCDB+o
乙です
よいぞよいぞ


24:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/15(土) 05:29:17.01 ID:Bleuhs3Do
すっげえ。すさまじいな
ウルトラハラショーだわ


25:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/15(土) 11:00:21.15 ID:bxz+TyT1o
おつです


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