過去ログ - さやか「愛に腐りし円の御剣」
1- 20
48: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/04/17(木) 21:38:07.97 ID:HamqrAcGo
その無垢なさま、自分に何もかもをさらけ出している姿。
自分が何かそんな彼女に後ろめたいことをしているようだった。

さやかは僕のことが好きだ。

はたして僕は、異性としてさやかを見ることができるのか?

恭介は躊躇いながら、そっと右手を彼女の腰に回して、
少し力を入れて自分へと引き寄せる。

抵抗は全くなかった。

引き寄せたのだから当たり前のことだけれど、顔と身体が相当に近い。
彼女の規則正しい息遣いが聞こえる。

こちらが目を逸らしたくなるほど、さやかが真摯に目を覗き込んでくる。

その目の中、見慣れたはずの彼女に、いつもとは全く違うさやかが見える気がした。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
63Res/34.42 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice