過去ログ - 死にたがりの青年と、無垢な化物狐
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123: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/05/11(日) 14:55:42.59 ID:EuxySZ6G0


彼女は僕の心情を、読むように、最初から知っているように、笑う。

「じゃあ、教えてあげよう」


――倒すことだ。

「討ち滅ぼすことだ、殺戮することだ、眼の前の怪異を、薙ぎ払い、殴り倒し、平伏させてみせよ」


――それがお前の指名だ。と、彼女は言った。



それが僕そのものだと、彼女は言った。



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