113:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:31:08.68 ID:JNTyPC270
のヮの「あれ、これなんだろ?」
床をなぞっていた手が何かを掴んだ。
114:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:32:19.91 ID:JNTyPC270
でも……もしそれを使ってくれる人がいるなら、その人に渡すのが一番有意義だとも思う。
幸いにも、春香を説得する理由だってある。
115:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:33:54.67 ID:JNTyPC270
「……ありがとう、千早ちゃん」
春香は大事そうに胸にそれを当てる。
116:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:36:20.23 ID:JNTyPC270
お風呂を終え、私は肩を落としながら布団へと向かう。
さすがに四人で湯船に入るのは無理があった。
117:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:36:57.61 ID:JNTyPC270
すると二つの布団を占領するかのように亜美がそれに潜りこみ、真美がそれに続く。
二人はそのまま大はしゃぎ……と思っていたけど、頭まで布団を被って足をジタバタさせているだけだった。
118:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:38:04.96 ID:JNTyPC270
「におい?」
春香は二人に言われるがまま布団を嗅ぐ。
119:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:41:58.46 ID:JNTyPC270
「んんんんんんんんんんんんんんーーーー」
布団の中で春香が左右に転げまわっている。
120:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:42:55.35 ID:JNTyPC270
目を疑った。
くんくん。くんくん。
121:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:46:16.48 ID:JNTyPC270
はっ!?
意識を取り戻し顔を上げると、三人が目だけを私のほうへと向けていた。
122:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:49:01.61 ID:JNTyPC270
「はるるん、千早お姉ちゃん」
小刻みに揺さぶられて目を覚ます。
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