103:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/04/02(水) 22:01:16.76 ID:JNTyPC270
「いやぁ、ピヨちゃん様様ですなぁ」
「これには恩返しをしないといけませんなぁ」
104:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:03:34.00 ID:JNTyPC270
小さなテーブルに三人が各々の宿題を広げる。
亜美と真美は先ほどのペースをそのまま持続させているのか、すらすらと問題を解いていく。
105:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:06:08.54 ID:JNTyPC270
春香は決して頭が悪いとか、そういうわけじゃない。
アイドルとして活動の場を広げていくうちに、学生として費やす時間が削れてしまっただけ。
106:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:08:56.03 ID:JNTyPC270
「ねえねえ、千早お姉ちゃん……」
そんな私を、亜美が萎れたサイドテールで呼んで来た。
107:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:12:45.31 ID:JNTyPC270
時間も時間だから、私たちは近くのスーパーで出来合いのものを買うことにした。
春香は「良かったら私が作ろうか?」と提案してくれたけど、今日は春香の時間を作るために来て貰ったのだから、それだと本末転倒。
108:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:15:16.96 ID:JNTyPC270
「律っちゃんのレッスン受けるくらいなら、真美は兄ちゃんのレッスンの二倍やる方がマシ」
亜美の苦しみを知っているのか、真美がそんな台詞を零す。
109:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:17:59.70 ID:JNTyPC270
「ちょっと、二人とも!」
住宅街ではしゃぎ始める二人を注意する。
110:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:23:38.12 ID:JNTyPC270
どんからがっしゃーん。
「いたたた……えっえっ、ぎにゃー!!」
111:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:25:12.23 ID:JNTyPC270
無造作に広がったダンボールの中身を見ると、喉の奥から吐き気がした。
「千早お姉ちゃん、どったの?」
112:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:26:08.28 ID:JNTyPC270
ただダンボールに詰め込むだけなので時間はそうかからなかった。
それでも空腹を我慢して作業をしてくれた二人には頭が上がらない。
183Res/127.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。