32:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/30(日) 23:10:24.11 ID:F/+i4S6Q0
「千早ちゃん……私、もうどうしたらいいか分からないよ……」
「一体何があったの?」
33:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/30(日) 23:13:28.53 ID:F/+i4S6Q0
「……そんなに重要なの?」
「ええっ!?」
34:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/30(日) 23:15:38.19 ID:F/+i4S6Q0
「千早さん、そんなところで何してるの?」
声をかけられたので振り返ると、そこにはコンビニの袋を提げた美希がいた。
35:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/30(日) 23:18:24.22 ID:F/+i4S6Q0
「美希、この辺りでリボンを売ってるお店とか知ってる?」
腰の辺りにしがみついて放さない春香を宥めながら、再び欠伸をする美希に訊ねる。
36:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/30(日) 23:21:27.72 ID:F/+i4S6Q0
「はい、千早さんもどうぞ」
「私は遠慮しておくわ。そんなにお腹も空いてないし」
37:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/30(日) 23:22:53.84 ID:F/+i4S6Q0
そんな悪い考えをしていると、美希がポンっと手を叩いた。
「千早さん、お菓子なんてどうかな?」
38:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/30(日) 23:24:47.59 ID:F/+i4S6Q0
美希の考えに同調して春香に確認を取ろうと振り返ると、何か細かな作業をしている姿が目に映った。
なぜかおにぎりを包んでいたビニールの包装をぐいぐいと伸ばそうとしている。
39:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/30(日) 23:29:16.18 ID:F/+i4S6Q0
「千早さん、春香が……春香が……」
美希が絶望しきった表情で私を見てくる。私の顔もきっとそんな感じだろう。
40:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/30(日) 23:31:17.07 ID:F/+i4S6Q0
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2014/03/30(日) 23:33:05.89 ID:F/+i4S6Q0
真「はぁ、はぁ……死ぬかと思った」
千早「結局、春香はあの姿のまま出社したわ」
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