37:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/30(日) 23:22:53.84 ID:F/+i4S6Q0
そんな悪い考えをしていると、美希がポンっと手を叩いた。
「千早さん、お菓子なんてどうかな?」
38:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/30(日) 23:24:47.59 ID:F/+i4S6Q0
美希の考えに同調して春香に確認を取ろうと振り返ると、何か細かな作業をしている姿が目に映った。
なぜかおにぎりを包んでいたビニールの包装をぐいぐいと伸ばそうとしている。
39:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/30(日) 23:29:16.18 ID:F/+i4S6Q0
「千早さん、春香が……春香が……」
美希が絶望しきった表情で私を見てくる。私の顔もきっとそんな感じだろう。
40:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/30(日) 23:31:17.07 ID:F/+i4S6Q0
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41:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/30(日) 23:33:05.89 ID:F/+i4S6Q0
真「はぁ、はぁ……死ぬかと思った」
千早「結局、春香はあの姿のまま出社したわ」
42:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/30(日) 23:35:01.30 ID:F/+i4S6Q0
千早「美希には、美希には辛すぎたのよ……」
真「ぷ、プロデューサーと喧嘩したからって話だったけど……?」
43:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/30(日) 23:37:12.26 ID:F/+i4S6Q0
真「はぁ、やっぱり春香の明るさって底抜けだよね。どんな状況でも前向きって言うか」
千早「ふふ、そうね。亜美にもそう言ったところがあるけれど、それも全部春香が持っていってしまうわね」
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2014/03/30(日) 23:38:47.37 ID:F/+i4S6Q0
千早「真は萩原さんとデートってしたことある?」
真「んーデートの定義によるけど、一緒に遊ぶ程度ならオフの大半はしてたかな」
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2014/03/30(日) 23:42:25.53 ID:F/+i4S6Q0
千早「時折、そう遠くない未来のことを考えると寂しくなることがあるの」
真「千早の仕事はもう世界が舞台だからね。そう思うのも仕方ないよ」
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2014/03/30(日) 23:45:57.57 ID:F/+i4S6Q0
千早「大変だと思うけど、プロデューサーはちゃんと春香を捉まえてもらわないと」
真「千早にそう言われると、プロデューサーも逃げようがないなぁ」
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2014/03/30(日) 23:49:00.75 ID:F/+i4S6Q0
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