過去ログ - 須賀京太郎「できたぜ優希! 押すたびに俺の存在感が希薄になっていくスイッチだ!」
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15: ◆0It35b3PanmG[sage saga]
2014/04/13(日) 00:11:02.29 ID:Ts+Ba0uR0
咲「うん……なんだかすごい疲れちゃったなあ。優希ちゃんが記憶喪失したと思ったら、今度は私たちなんだもん」

和「ですね。もしかしたら、大会前ということで皆気をやってしまっているのかもしれません」

和「私はあまり緊張していないつもりでしたが……やはり潜在的にはいろいろと疲れを感じてしまっているのでしょうね」
以下略



16: ◆0It35b3PanmG[sage saga]
2014/04/13(日) 00:12:12.37 ID:Ts+Ba0uR0
まこ「……ま、とはいうものの、確かにさっきまでわしらが何をしていたのかは気になるがのう」

咲「染谷先輩の方は確か、何か重要なことに気付かされた気がする……んでしたっけ? 気になりますよね」

京太郎「っっ! ンな事どうでもいいだろ、無視してんじゃねえよ!!」ガシッ
以下略



17: ◆0It35b3PanmG[sage saga]
2014/04/13(日) 00:13:38.02 ID:Ts+Ba0uR0
咲「と、透明な誰かがああ! 私の事をゆさぶってえええ!! た、たすけ」ユッサユッサ

まこ「と、透明な誰か!? それはつまり透明人間がこん部屋にいるってことけえ!?」

和「なっ! 透明人間だなんて、そんなオカルトありえません!」
以下略



18: ◆0It35b3PanmG[sage saga]
2014/04/13(日) 00:14:06.68 ID:Ts+Ba0uR0
まこ「いや、和は下がっておいた方がええ」

和「まこさん!? でも、早く咲さんを助けないと!」

まこ「だからこそじゃ……わしがやる!」
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19: ◆0It35b3PanmG[sage saga]
2014/04/13(日) 00:14:38.37 ID:Ts+Ba0uR0
まこ「はああああああああああああああああっ……!」

京太郎「さきいいいいいいい! ああああああああ!!!!!」ユッサユッサ

咲「あうあうあうあうあうあうあう」ユッサユッサ
以下略



20: ◆0It35b3PanmG[sage saga]
2014/04/13(日) 00:15:22.75 ID:Ts+Ba0uR0
まこ(今じゃッッ!!)

まこ「くらえッッ!! 鉄! 山! 靠!」ドガァッ!

京太郎「ギョヘエッ!?」ドガッ!
以下略



21: ◆0It35b3PanmG[sage saga]
2014/04/13(日) 00:16:18.66 ID:Ts+Ba0uR0
ガサガサッ

京太郎「いってえ……何が起きたんだ……?」

京太郎(って? あれ……俺は今まで何を……)
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22: ◆0It35b3PanmG[sage saga]
2014/04/13(日) 00:17:46.85 ID:Ts+Ba0uR0
 まこが叫ぶと同時にまこの背後に現れたのは、メイド服を着たもう一人のまこ。
 
 ワカメのような色の髪にかかったワカメ状のウェーブ、あと色々。

 どこをとってもまことそっくりなまこは、その眼鏡の奥にある双眸が無機質な光を放ってさえいなければ、まこ本人と区別がつかないほどにまこであった。
以下略



23: ◆0It35b3PanmG[sage saga]
2014/04/13(日) 00:18:30.92 ID:Ts+Ba0uR0
優希「さっきから聞いてれば……よくこんな下らない事でわーわーと騒げるもんだじぇ」

まこ「ど、どうしたんじゃ?」

優希「透明人間? そんなの別に珍しいもんでもないじぇ」
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24: ◆0It35b3PanmG[sage saga]
2014/04/13(日) 00:19:23.17 ID:Ts+Ba0uR0
まこ「仲間じゃと? それでもう傷つけるなと? どがぁな事だかはよう分らんが……優希、おんしがこれらについて色々と知っとるっちゅうのだけはわかった。わしらに事情の説明をしてもらえんか?」

優希「染谷先輩……いきなり冷静を装った風をしたって無駄だじぇ。私は身動きの取れない中、染谷先輩が年甲斐もなくはしゃぎ回るのをずっと見ていたんだからな……」

まこ「はしゃいでおったつもりはないんじゃがな……後輩を守るためにやったことじゃ。おんしに責められるいわれはない」
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25: ◆0It35b3PanmG[sage saga]
2014/04/13(日) 00:21:02.95 ID:Ts+Ba0uR0
まこ「わしは当然、これまでの人生で透明人間なんて見たことはない。おんしがいくらそれを『よくあるもの』じゃと主張しようとも、わしらにとっては未知の存在にであることに変わりはないんじゃ。そうであるなら、念には念を入れるのはあたりまえじゃろう」

まこ「いくらわしの鉄山靠が強力なものであったとはいえ、それが未知の相手にどれだけ通用するか何ぞわしには分からん。それなら、殺すまでは行ってはならんものの、動けなくなるまで一応攻撃の手はやめてはならん筈じゃ」

まこ「第一、どこにいるのかも正確に分からん相手を縛ったりできるとは思えん。不用意に近づいて、逆にとらえられる羽目になったら目も当てられんじゃろ」
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