42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/18(金) 18:03:00.46 ID:xeDtmg+30
「……?」
それは、一体どちらの言葉だったのだろうか。
「僕はお前が羨ましいんだ、星井」
僕の言葉だったのか。
「僕からしたら、お前の姿は眩し過ぎる」
もしくは僕と対を為す、あの少女の言葉だったのか。
「でも、だからこそお前の夢は僕が叶えてやりたいんだ。
星井、お前は一人で何でも出来るが故に、人に頼ることを知らない」
どちらの言葉でもあって、どちらの言葉でもなかったのか。
「頼る?」
「人の力を借りずに達成できる夢なんてたかが知れている。
どうせなら、周囲の人間を全員巻き込んで世界一のアイドルになって見せろ!」
僕だって、事務所の皆だって、いくらでも頼ればいいんだ。
むしろ最大限に利用して、一人で出来ない夢まで叶えてしまえばいい。
少なくとも僕はそれを、迷惑や責務とは感じない。
「お前に頼られることは栄誉だ、アイドル星井美希!」
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