過去ログ - 久「咲は私のことが好きなんでしょう?」
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2014/07/05(土) 23:20:53.05 ID:z/W3xD2r0
まさか華菜と咲以外の人間がいるとは思っていなかった久はじっとまこを見つめる。
まこは視線を上げて、久と目が合うと分かりやすく動揺し、視線を彷徨わせた。
まこ「…別に聞き耳を立てていたわけじゃないぞ。出るタイミングを失ってな…」
以下略
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2014/07/05(土) 23:25:48.39 ID:z/W3xD2r0
まこ「…じゃあわしらはそろそろ退散するかの」
華菜「またな、咲。いつでも戻ってきていいし!」
二人はそう言いながら久たちの横をするりと擦り抜けていく。
以下略
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2014/07/05(土) 23:27:21.14 ID:z/W3xD2r0
続きます。
次でラストです。
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2014/07/05(土) 23:33:50.47 ID:XN7d8u5jO
乙 すばらです
355
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2014/07/05(土) 23:46:11.65 ID:t0SSEF7F0
乙!
356
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2014/07/06(日) 01:01:17.44 ID:nSwfagTgO
乙!
ラスト楽しみにしてます
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2014/07/06(日) 16:21:57.64 ID:TkA5HZap0
二人の姿が完全に見えなくなると、ずっと抱きあったままだった久が僅かに腕の力を緩めた。
それだけで少し残念に思ってしまう自分はどれだけ久に惚れているのだろうと苦笑が漏れる。
しかし一瞬寂しそうに瞼を伏せた咲に気付いたのか、久は解いた手で咲の手に触れた。
以下略
358
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2014/07/06(日) 16:24:36.70 ID:TkA5HZap0
久が自分を見ている。
真っすぐに、その瞳に咲の姿を映してくれていることがただ嬉しかった。
久「咲、やっぱりまこたちと行きたかったの?」
以下略
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2014/07/06(日) 16:26:49.87 ID:TkA5HZap0
久「嫌。例え咲がここを出たいと言っても離さないつもりだったわ」
久「こうやって、咲のことを囲ってでもそばに置くつもりだった」
咲「…久さん、なんて…きらい…」
以下略
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2014/07/06(日) 16:30:57.83 ID:TkA5HZap0
久「愛してる…」
遅くなってごめんなさい、そう囁いた久の声も濡れていた。
久「私はまだ間に合うかしら」
以下略
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