過去ログ - 飛鳥「そのキャラクターって、つくっているよね?」 菜々「ギクッ!?」
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38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/05/10(土) 06:50:51.46 ID:AB9/BUoK0
ウサミンの一人称はカタカナやで(小声)


39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/10(土) 07:11:23.30 ID:IQtqVB3V0
いろいろ穴だらけでもうしわけなさすぎる……

今度きっちり治させていただきます


40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/11(日) 22:24:26.99 ID:dCHVWN1i0



「うう、もういいですよ、認めますよぅ、ナナは設定作ってますよーだ」

以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/11(日) 22:51:43.20 ID:dCHVWN1i0
「あ、やっぱり悩みがあったんですね! いいですよ、理想のアイドルのナナにドンと任せてください、力になりますよ」

「ありがとう、それじゃあ言葉に甘えることにするよ。 ボクはつい最近アイドルになった、今は新人アイドルとして客観的に見ても平均以上にファンに支持されているという自覚もある、言ってしまえば受けているって自覚があるんだ、ファンのみんなや、ボクを支えてくれているプロデューサーには凄く感謝してるよ」

「いいことですね」
以下略



42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/11(日) 23:05:50.86 ID:dCHVWN1i0
「つまりボクは、アイドルとしていったいこれからどう在るべきなのか――というより、どうあれば良いのかを探しているんだ。『個性』を持つという事がその解であるところまではなんとなく理解ったんだけど、けれどボクにとってそれがどう在るべきなのかがまたわからなくてね、『痛いヤツ』というボクの個性は天然なものだ、だから菜々さんのように自分の意志でそこにある個性を獲得したいのさ。なにをアドバイスを聞かせてくれたりはしないかな?」

「んー、そうですね。もうこの際なのでナナは個性については認めますけれど、でもそれは――ずれていると思いますよ」



43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/11(日) 23:14:26.59 ID:dCHVWN1i0

「……え?」

 予想外だった。

以下略



44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/12(月) 00:27:02.55 ID:iLDUqSGx0
約束通り土日には終わらず、日をまたいで月曜日になってしまいましたが全部書き切れましたので今から一気に投下しちゃいます

約束を果たせなくてすいませんでした


45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/12(月) 00:31:51.80 ID:iLDUqSGx0
「え」

 びっくりした。と言う言葉がなによりしっくり来た。

 言われて視線を向けた窓、そこに映るボクの表情は確かにお世辞にも『楽しそうな顔』はしていなかったから。
以下略



46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/12(月) 00:33:22.65 ID:iLDUqSGx0

 ――ああ、なるほど。これは確かに楽しそうだ。羨ましいほどに。

 きっと苦労して、がんばって、折れかけて、立ち上がって、辛かったことだっていっぱいあったのに、それでもきっと菜々さんは今こうして楽しそうに、幸せそうにしているのだ。

以下略



47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/12(月) 00:41:03.42 ID:iLDUqSGx0
 ボクは今なんとなく理解できた気がした。

 残念ながらそれはボクの追い求めていたアイドルのアリカタではなかったけれど、でもそれよりももっともっと大切な、アイドルをやる上で最も大切な物。

 ボクは結局なんだかんだと言い訳を並べ立ててたけれど、なにより安心が欲しかったのだろうなと、今にして思う。言ってしまえば受けたかっただけだとも言えてしまうかもしれない、それはボクの嫌いな『空気を読む大人』と通じるもので、なにより嫌っていたはずなのに皮肉なことにボクは無意識にそこへと向かっていたらしい。
以下略



48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/12(月) 00:47:00.88 ID:iLDUqSGx0

 残念ながらそれはボクの追い求めていたアイドルのアリカタではなかったけれど、でもそれよりももっともっと大切な、アイドルをやる上で最も大切な物。

 ボクは結局なんだかんだと言い訳を並べ立ててたけれど、なにより安心が欲しかったのだろうなと、今にして思う。言ってしまえば受けたかっただけだとも言えてしまうかもしれない、それはボクの嫌いな『空気を読む大人』と通じるもので、なにより嫌っていたはずなのに皮肉なことにボクは無意識にそこへと向かっていたらしい。

以下略



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