過去ログ - 高森藍子「私がゾンビ役…ですか?」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/13(火) 22:41:56.75 ID:UlYX6qSAo
する、する、する
「脚を引きずる様な」幻聴は未だ続く。
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2014/05/13(火) 22:44:45.34 ID:UlYX6qSAo
「わ、わーっ!」
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2014/05/13(火) 22:52:23.62 ID:UlYX6qSAo
小梅「でっ、でも…ゾンビ役が分からないからって、私に聞いてくれたし、すごい真剣だから…絶対、いいゾンビになれると…思う…私も役作りあるけど…その間で良ければ、また一緒にやりたい…な」
藍子「えっ!?そんな、私はほとんどモブみたいな役なのに、主演の小梅ちゃんに迷惑を掛けちゃうのは…」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/13(火) 22:57:13.03 ID:UlYX6qSAo
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「無理に、大きく口を開いて噛もうとしなくても…かじるような感じでも、感じは出る…」「こう、ですか…?」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/13(火) 23:00:29.15 ID:UlYX6qSAo
ハイホンバンハイリマース
小梅「…藍子さん、凄く、上手くなった、ね…これなら、何も心配ない…」
藍子「長い間ありがとうございました、小梅ちゃん。特訓の成果、頑張って発揮してきます…今いきます!」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/13(火) 23:03:38.23 ID:UlYX6qSAo
―――薄暗い夜の校舎、その廊下を歩く女子生徒が一人。
「うぅ…暗い…」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/13(火) 23:06:03.20 ID:UlYX6qSAo
『夜の校舎には怪物がいて、うっかり立ち入った生徒は二度と帰って来ない―――』
子供じみた噂だ。だが数名の生徒から始まったこの噂は、立ち消えるどころか、今や学年を超え生徒の殆どが知る「七不思議」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/13(火) 23:08:32.80 ID:UlYX6qSAo
ふらふらと歩く人影は、彼女の良く知る親友の「それ」の様であって、しかし何かが違っていた。
特徴的な花の髪飾り、ふんわりとした髪型、凹凸の少ない体。そこまでは良い
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/05/13(火) 23:12:00.48 ID:s3bunr600
>凹凸の少ない体
なんでや描写する必要ないやろ!
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/13(火) 23:12:35.26 ID:UlYX6qSAo
自分の事を見ていたと思っていたその眼は、何も無い空間を見つめるかの様に何処にも焦点が合っておらず
ただ景色の一部として、光を失った深い闇の中、少女の顔が映るのみであった。
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/13(火) 23:17:05.00 ID:UlYX6qSAo
「痛っ!?…藍子ちゃん!?藍子ちゃん!!ねぇ、あ―――」
彼女のぼんやりと虚ろな目が突如、一点を見る。それは少女の柔肌に覆われた首筋であった。
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