41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/18(日) 23:24:54.30 ID:vLqE3Jvk0
  
 ハギヨシ「一つ」 
  
 一「え?」 
  
42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/18(日) 23:26:26.39 ID:vLqE3Jvk0
  
 「むかしむかしあるところに、大きなお屋敷に仕える執事の、息子である少年がいました」 
  
 「執事の息子であるからといって、特に変わったところはない、ごく普通の少年でした」 
  
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/18(日) 23:29:35.50 ID:LeWM3SN30
 疲れたので一旦ここまで 
 また明日にでもきて、さくっと完結させます 
 長々と失礼しました 
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/18(日) 23:37:05.90 ID:kcFCp1eNo
 乙期待よ 
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/19(月) 01:29:54.52 ID:hLLiU+QC0
 乙なの 
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/19(月) 06:42:45.64 ID:S41Znw7SO
 期待 
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/19(月) 22:57:10.62 ID:7k8pO4/V0
  
 「お嬢様は、お屋敷でただ一人の子供でした」 
  
 「それは身近な同年代の友人がいない、という意味であり」 
  
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/19(月) 22:59:27.41 ID:3rcsJyO10
  
 「特に断る理由もなかったので、少年はそれを承諾しました」 
  
 「母親ほどの年齢の女性の熱意に、多少ほだされるところもあったのかもしれません」 
  
49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/19(月) 23:01:44.48 ID:3rcsJyO10
  
 「少年とお嬢様が頑是なく打ち解けていく様を、奥方はいつも笑顔で見守っていました」 
  
 「旦那様も奥方様も二人とも、お嬢様を愛していたことに間違いはありません」 
  
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/19(月) 23:03:53.48 ID:3rcsJyO10
  
 「母の墓前で崩れ落ち、動けなくなってしまったお嬢様」 
  
 「彼女の小さな背中を見つめながら、少年は茫然と佇んでいました」 
  
51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/19(月) 23:05:43.58 ID:3rcsJyO10
  
 一「……」 
  
 ハギヨシ「少年はその日のうちに、通っていた高校を辞めました」 
  
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