過去ログ - 【アイマスSS】一人でも二人
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/22(木) 21:10:08.93 ID:+nZ8YiETo
「きっとね、僕は思うんだ……」

「何を……?」

 彼女はまた小さく溜息をついた。
その悲しげな考えが詰まっているであろう可愛らしい頭を、僕は優しく撫でた。
彼女は目を閉じたようだった。見なくても分かった。

「きっとね、――も、同じことを言ったと思うんだ」

「どうして分かるの……」

 彼女は目を瞑ったまま返事をしたんだと思う。

「だって、双子じゃないか」


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