過去ログ - 長門「――ありがとう」
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31: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 21:04:11.23 ID:9elYANWEo
古泉「事はそう簡単ではないんですよ。恐らく団員Xは宇宙人や異世界人にカテゴライズされるはずです」

   「団員Xを復活させるために涼宮さんの能力を借りるのは問題ありません。我々にはどうにもできませんから」

   「しかし、涼宮さんは団員Xを宇宙人とは認識していません。SOS団の一員として、一般的な人として認識しているはずです」
以下略



32: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 21:05:19.37 ID:9elYANWEo
キョン「おい、お前の中のハルヒは随分冷たいんだな」

古泉「他意はありませんので、そう恐い顔をしないでください。僕はしっかり作戦を立てるべきだと言いたいんです」

   「文字通り団員Xの命が我々の手腕にかかっているわけですから、状況を楽観視することだけは禁物です」
以下略



33: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 21:07:02.59 ID:9elYANWEo
キョン「ちょっと待て、これでハルヒにあたるのは少々戦力不足だ」

古泉「どういうことですか?」

キョン「俺たちが勝手に考えただけで、あくまで想像、いや妄想に近いレベルだろう」
以下略



34: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 21:08:39.26 ID:9elYANWEo
キョン「で、集まったのはいいが、そう都合よく部室にヒントがあるというわけでもないよな……」

古泉「いずれにせよ、行動する他ないでしょう。団員Xの痕跡を探してみましょう」

  「我々は配られたカードで勝負するしかないんですから」
以下略



35: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 21:10:42.52 ID:9elYANWEo
ハルヒ「どう? わかった?」

キョン「俺たちが忘れてるだけで、読書家で物静かな眼鏡キャラの団員Xがいたように思うんだ」

ハルヒ「随分しっかりとしたキャラ設定じゃない。で、その子はどこにいるの?」
以下略



36: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 21:12:03.15 ID:9elYANWEo
ハルヒ「まるで宇宙人でも探してるかのようね! ワクワクしてきたわ!」

古泉「我々三人で情報を共有したところ、ある程度のイメージは掴めました」

   「しかし、他に手がかりとなるものもなく、難航しているのが現状です」
以下略



37: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 21:13:10.50 ID:9elYANWEo
ハルヒ「……」

ハルヒ「あんたこれを見ても何も浮かばないの?」

キョン「ただの平凡なしおりじゃないか……」
以下略



38: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 21:14:51.04 ID:9elYANWEo
* * *

キョン「おい、どこへ向かってるのかだけでも教えてくれないか」

古泉「このあたりはかすかに見覚えがありますね」
以下略



39: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 21:16:11.90 ID:9elYANWEo
* * *

ハルヒ「有希! いるんでしょ! 開けなさい!」

キョン「ユキ? 見覚えがあるような気もするがこれが団員Xの家か?」
以下略



40: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 21:17:26.59 ID:9elYANWEo
ハルヒ「やっぱりあんただったのね! ここのところ誰かに呼ばれてるような気がしてたのよ」

キョン「長門か!」

古泉「……」
以下略



41: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 21:19:25.12 ID:9elYANWEo
キョン「これは結局、どういうことだったんだ?」

古泉「長門さんが熱を出して寝ていた。それと時を同じくして我々は長門さんの存在を記憶から消していた」

   「ということになりますね」
以下略



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