過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/06/18(木) 17:30:12.85 ID:vyxJT6kE0
ってことあるかいっ。もちろん演技でない部分もあるってわかっているが、それでも
この写真をこのままにしておくのはまずい。絶対まずいって本能が警鐘を鳴らしている。
八幡「あの、確認ってわけではないんですけど、見せてもらえませんか? ほら、俺って
馬鹿っぽい顔をしていると思うんですけど、あまりにひどいとちょっとへこむっていうか」
陽乃「いやよ」
八幡「えっと、陽乃さん?」
陽乃「い〜やっ」
八幡「ちょっとだけですから」
陽乃「だって、絶対画像を消そうとするでしょ」
八幡「するわけないですって。さっき今回だけはいいって言ったじゃないですか」
陽乃さんはさらに警戒を強め、携帯をその胸で抱きしめる。
そんな甘い危険地帯に隠されたら手を出せないってわかっててやってますよね?
今俺が手を出したら、写真騒動どころではない一大事が起きますよね?
たしかに画像を消去する為に携帯を借りたいだけなので、陽乃さんの警戒は正しいんですけどね。
陽乃「その顔は絶対消してやるって顔をしているじゃない。私がわからないとでも思ってるの?
それに今のあなたの顔を見れば誰だってそう思うわよ」
八幡「うっ」
陽乃「ほらみなさい。言いかえせないじゃない」
八幡「そりゃそうですよ。キスなんてしている写真撮られたら消そうとするにきまってるじゃ
ないですか。そもそも撮る写真によっては拒否するって言いましたよね」
陽乃「別に私は拒否してもいいなんて一言も言ってないわよ。
拒否しますと君が一方的に宣言しただけじゃない」
八幡「そ、そうかもしれないですけど、
こちらとしては条件付きでの撮影を許可しただけじゃないですか」
陽乃「でも結局は、私が条件を飲むかどうかの確認をする前に比企谷君が撮影の許可をくれたじゃない」
八幡「……」
陽乃「でしょ?」
くそっ。初めから勝負にならないってわかってたじゃないか。……もういいや。
どうせどのような行動を取ろうと結末は変わらなかった気もするし。だったら済んだ事を
気にするよりも、これからの事を考える方が省エネができるな。
八幡「わかりましたよ。でもその写真、雪乃に見せて下さいね」
陽乃「え?」
八幡「だから雪乃に見せるんですよ」
陽乃「本当にいいの?」
八幡「いいに決まってるじゃないですか。下手に隠して話がややこしくなる前に、
きれいさっぱり事実を打ち明けたほうが身のためですよ。もちろん血の制裁を受けるで
しょうけど、まあ許容範囲内ですよ。
むしろ後で事実が発覚したほうが雪乃が悲しむじゃないですか」
陽乃「でも、そんなことしたら喧嘩にならない?」
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