過去ログ - 咲「イったらおしおきだって言ったのに……」菫「す、すまん……」
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47: ◆IClzeUGWus
2014/06/11(水) 23:10:18.96 ID:saIPE1Y60


あんなことをした後だというのに、彼女はことが終わるとすぐに元の、宮永咲に戻っていた。

さっきまでのは、私がみた白昼夢だったのではないかと思うくらい、妖しい眼光は影をひそめ、やわらかな顔になって
以下略



48: ◆IClzeUGWus
2014/06/11(水) 23:11:23.77 ID:saIPE1Y60


その後も、「お姉ちゃんは〜」と彼女が話すだびに、それ以外のことなどどうでもいい、と言われているような気が

して、私の心はどんどん沈んでいった。
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2014/06/11(水) 23:12:49.81 ID:saIPE1Y60


ベッドの脇に脱ぎ捨てられた彼女の服を手にとり、そっと鼻にあてる。

彼女の匂いを嗅ぎながら、心の奥底に沈んでいた欲望のひとつが明るみに出てしまった羞恥と、それを受け入れても
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50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/06/11(水) 23:13:43.56 ID:saIPE1Y60



ホテルから出ると私は彼女を清澄の宿舎まで送っていった。

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2014/06/11(水) 23:14:55.37 ID:saIPE1Y60


【白糸台】


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52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/06/11(水) 23:18:29.76 ID:saIPE1Y60


大会が終わると、当然だが彼女は長野に帰って行ってしまった。

大会中だって満足に会えたわけではないが、外に行けばもしかしたら会えるかもしれない、そんな期待がまだあった。
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2014/06/11(水) 23:19:31.26 ID:saIPE1Y60


会いたい。触れていたい。

せめて声だけでもいいから聞きたい。
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54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/06/11(水) 23:20:26.11 ID:saIPE1Y60

菫「照! 探したぞ。ここにいたのか」

照「声、大きい。ここ図書室だよ」

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55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/06/11(水) 23:21:06.83 ID:saIPE1Y60

どうすればいい?

照から聞き出すのは不可能か?

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56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/06/11(水) 23:21:57.35 ID:saIPE1Y60


興奮気味にキーボードを叩く。

東京から長野への移動手段を探すためだ。
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57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/06/11(水) 23:23:48.26 ID:saIPE1Y60


【翌日 駅前】

菫「どうしても、五分後の電車に乗りたい」タッタッタッ
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