過去ログ - 教師「お前は一体どうしたいんだ!」 少女「私は……」
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[saga]
2014/09/15(月) 22:14:25.19 ID:E6QKXXWS0
副担任にはこちらから厳重に注意する、という台詞でこの件の幕引きを図ろうとした時、母親が憎々しげに頬を歪めた。
少女母「さっきから聞いてれば訳の分からないことをぐちぐちと……」
地を這うような低い声に背筋が凍った。そこに込められていたのは、教師が今まで向けられてきたものとは比べ物にならないほどの激烈な憎悪だった。
母親のおどろおどろしく震える声、ぎりぎりと強く強く握りしめられた拳――教師に向けられる鋭利な眼光。
はじめて人を怖いと思った。恐怖に身動ぎもできないなか、母親の唇が動くのが殊更ゆっくりと見えた。
少女母「結局、あんたが悪いってことでしょう……? あんただけは絶対に許さない。あたしがあの子の母親なんだ。あたしだけがあの子と血が繋がってる。全部、全部あたしだけだ。あたしだけなんだ」
せせら笑う母親の瞳が教師を捉えた。瞳の奥に覗く、闇よりも深い情念。このどろどろと粘り着くような激情は、執着以外の何物でもない。
一方で母親の眼差しには、教師を憐れむような気配があった。かすかに漂う優越感が鼻をつく。
この女は、自分ひとりがあの少女を独占しているつもりでいる。たしかに母親と子供という繋がりはいかなる時にも消えない。あの少女の唯一の肉親であるというからには父親はすでに故人か、行方が掴めないかだろう。
自分の骨肉を素体に、この世のあらゆる美の完成形が顕現したなら、人にとってこれ以上の誉れはない。教師にしても、身の内を灼くほどの羨望を目の前で勝ち誇る女に向けているのだから。
この女は誰しもが羨む幸福の絶頂にある。彼女をこの世界に産み落としたことは、それだけで値千金の価値があった。それが分かっているから、自分をその座から引きずり降ろそうとする試みには死に物狂いで抵抗するだろう。
そしてきっとこの女は、教師が妬みから少女との関係を断ち切ろうとしていると考えている。それが優越心の根源だ。母親の瞳が雄弁に語る。
――どうせお前もあの子の歓心が欲しいだけだろう。母親の私が恨めしいんだろう?
だからこそ、教師は問わずにいられなかった。
教師「ならどうして彼女から距離を取るんですか」
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