過去ログ - 教師「お前は一体どうしたいんだ!」 少女「私は……」
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160:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/07(火) 19:34:56.67 ID:6o+8Z5aP0
たった一週間前に、教師は正面から悪意をぶつけられたばかりではないか。その結果、教師は担任として彼女に関わる権限を取り上げられ、教師の企図した行動は、連中が彼女に近づくための格好の口実にもなりかねない危機を招来した。

同じことがここでも再現されているのではないか。
それが誰の手によるものか――そんなことができる人間は、この学校にひとりしかいない。

生徒「しかもオマエ、センセーたちからも嫌われてんだろ? はは、どうやったらそんなことできんの? つーかそれで、なんで学校来て偉ッそーに教壇立ってオレたちに説教できるわけ? なあ……」

教師「副担任だな。お前たちは副担任から聞いたな」

「え……」

教師「あいつか。あいつだったのか……!」

未熟ゆえだと思っていた。母親との面談での失言は、教師経験の浅さによるものだと。しかし、教師の認識は甘すぎた。

教頭をはじめとする連中は、陰口を叩き、面罵こそすれ、その攻撃性と裏腹な不安が見え隠れしていた。手痛いしっぺ返しを食らうかもしれない、という臆病さは、一方で自分の行動が社会悪であると認めているということだ。彼らは良心を振りきって悪心に従っているのであって、その事実こそ、彼らに良心が残っていることの証左だ。

副担任も連中の同類だと考えていた。だが奴は新人という立場を利用して、教師を完璧に追い落とした。

それが意図的なものでないと、どうして言い切れる。



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