過去ログ - 教師「お前は一体どうしたいんだ!」 少女「私は……」
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150:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/01(水) 02:19:26.20 ID:Bar0JJLx0



151:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/02(木) 01:48:33.37 ID:WyYPHy7QO
乙です。
続きが楽しみでもあり、終わりに近付くのが残念でもありなんとも言えない心境です。


152:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/10/02(木) 04:46:45.81 ID:83d88d390

副担任が不気味すぎる


153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/02(木) 14:44:21.94 ID:5lwd6XQ3O



154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/05(日) 02:29:35.12 ID:Bp7W0Kc/o
いま初めてここまで一気に読んだんだが…
何だろう
不思議な気分だ


155:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/07(火) 19:28:08.11 ID:6o+8Z5aP0
投下


156:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/07(火) 19:29:39.01 ID:6o+8Z5aP0
それが起こったのは、面談から一週間ほど後、終礼のショートホームルームだった。

普段は単に連絡事項を伝えるための時間だが、その日ばかりはそうもいかなかった。ここ最近、このクラス全体の授業態度がすこぶる悪いというのだ。

といっても、実は教師の授業ではほとんど私語は見られない。教師は教員間で最もこのクラスの生徒に恨まれているのは自分だと自認しているが、生徒の敵意は授業の妨害よりはむしろ消極的姿勢に向いていた。
以下略



157:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/07(火) 19:30:27.13 ID:6o+8Z5aP0
しかし、一笑に付さずにこうして終礼で取り上げているのは、教師にも心当たる節があるからだった。
顕著なのは教師に対する視線の変化である。今まではずっと、多少の毛色や種類の違いはあれど、敵意という感情に収斂していた。ところが、ここのところは、それに様子を窺うような気配が混じることがある。

たとえば授業で演習を申し渡して黒板を消しているとき、首筋にちりちりするものを感じて振り返ると、少なくない数の生徒がじっと教師を見つめている――それも授業が理解できないというふうでもなく、何かを探るような眼差しを向けてくる。そんなことが跡を絶たなかった。

以下略



158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/07(火) 19:32:53.26 ID:6o+8Z5aP0
しかし彼女の不在は、教室の変調を牽制するには好都合でもある。
意識して語調を鋭く、授業参加の義務を説く。そのなかで、生徒が教員の指示に従わない場合の措置について、脅しの意味を込めて言及した。

――必要なら臨時の保護者会や懇談会を開催する。

以下略



159:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/07(火) 19:33:50.86 ID:6o+8Z5aP0
生徒「……知ってるんだぞ、オレは」

知ってるんだ、と生徒は執拗に何度も繰り返す。教師の口から訊き出させたくて仕方がない、という貌は、獲物をいたぶる喜びに満ちている。

教師が硬い声で、何を、と訊くと、生徒は勝ち誇ったように傲然と顔を振り上げた。
以下略



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