58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:05:06.27 ID:ZCMl8Sjg0
 まどか「あれ?私・・・」 
  
 桜「あっ、目が醒めた?」 
  
 さやか「怪我はなかった?まどか」 
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2014/06/07(土) 23:05:56.77 ID:ZCMl8Sjg0
 まどか「うん・・・でも・・・」 
  
 まどかが心配するのも無理は無い。 
 彼女は先日、魔法少女と魔女の戦いの過酷さを、身をもって知ったばかりなのだから。 
  
60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:06:35.61 ID:ZCMl8Sjg0
 物陰から姿を現したのは、マミでもほむらでも無かった。 
 赤を基調としたコスチュームで、ノースリーブの上着にスカートを履いている。 
 そして、その手には1本の長槍を担いでいる。 
  
 QB「やはり来たね、佐倉杏子」 
61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:07:10.33 ID:ZCMl8Sjg0
 さやか「だ、だからって・・・」 
  
 杏子「まさか、人助けとか正義とかの為に、契約したわけじゃないよね?」ニヤリ 
  
 さやか「・・・っ!!!」 
62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:07:39.55 ID:ZCMl8Sjg0
 まどか「2人とも止めて!どうして魔法少女同士で戦わなきゃならないの!?」 
  
 桜「お願いだから止めてよぉっ!!!さやかちゃんが死んじゃうよ!」 
  
 2人の叫びも届かず、杏子とさやかは戦い続けている。 
63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:08:12.48 ID:ZCMl8Sjg0
 杏子「!?」 
  
 さやか「うっ・・・」 
  
 ほむらが出現した瞬間、杏子はさやかから離れた位置に瞬間移動していた。 
64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:09:05.54 ID:ZCMl8Sjg0
 小狼「忠告はした――"雷帝招来"!!!」 
  
 護符から迸った稲妻が、杏子とさやかに直撃した。 
 ベテランの杏子も、まさか電撃が飛んでくるとは予想できず、モロに喰らってしまったようだ。 
  
65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:09:40.70 ID:ZCMl8Sjg0
 いつもの冷静さはどこへやら、声を荒げるほむらにまどかは完全に畏縮しきっている。 
 あのマミも、どう声をかけるべきか迷っている。 
  
 桜「待ってほむらちゃん!今回は偶々巻き込まれただけなの!仁美ちゃんが口付けされてて、 
 倉庫に魔女がいて、さやかちゃんが魔法少女で、使い魔が逃げて・・・!」 
66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:11:01.26 ID:ZCMl8Sjg0
 時刻は夜の20:00。 
 一行はマミの家に集まり、話を整理することにした。 
  
 マミ「ごめんなさい、ティーカップが足りなくて・・・」 
  
67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:12:00.30 ID:ZCMl8Sjg0
 一通り説明をし終えた小狼は、軽く息をついた。 
 さくらカードの事、自分たちの世界で起こった事、など。 
  
 ほむら「その力を、私たち魔法少女にも隠していたのは何故?」 
  
68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:12:27.87 ID:ZCMl8Sjg0
 さやか「・・・何ですって?」 
  
 杏子「惚れた男をモノにするなら、もっと良いやり方があるじゃん。 
 アンタ無しでは生きられない体にしてやりなよ。そうすりゃぁ・・・」 
  
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