63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:08:12.48 ID:ZCMl8Sjg0
 杏子「!?」 
  
 さやか「うっ・・・」 
  
 ほむらが出現した瞬間、杏子はさやかから離れた位置に瞬間移動していた。 
64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:09:05.54 ID:ZCMl8Sjg0
 小狼「忠告はした――"雷帝招来"!!!」 
  
 護符から迸った稲妻が、杏子とさやかに直撃した。 
 ベテランの杏子も、まさか電撃が飛んでくるとは予想できず、モロに喰らってしまったようだ。 
  
65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:09:40.70 ID:ZCMl8Sjg0
 いつもの冷静さはどこへやら、声を荒げるほむらにまどかは完全に畏縮しきっている。 
 あのマミも、どう声をかけるべきか迷っている。 
  
 桜「待ってほむらちゃん!今回は偶々巻き込まれただけなの!仁美ちゃんが口付けされてて、 
 倉庫に魔女がいて、さやかちゃんが魔法少女で、使い魔が逃げて・・・!」 
66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:11:01.26 ID:ZCMl8Sjg0
 時刻は夜の20:00。 
 一行はマミの家に集まり、話を整理することにした。 
  
 マミ「ごめんなさい、ティーカップが足りなくて・・・」 
  
67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:12:00.30 ID:ZCMl8Sjg0
 一通り説明をし終えた小狼は、軽く息をついた。 
 さくらカードの事、自分たちの世界で起こった事、など。 
  
 ほむら「その力を、私たち魔法少女にも隠していたのは何故?」 
  
68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:12:27.87 ID:ZCMl8Sjg0
 さやか「・・・何ですって?」 
  
 杏子「惚れた男をモノにするなら、もっと良いやり方があるじゃん。 
 アンタ無しでは生きられない体にしてやりなよ。そうすりゃぁ・・・」 
  
69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:13:39.75 ID:ZCMl8Sjg0
 マミ「暁美さん、気持ちは分かるけど、戦おうとするのなら、貴女を止めるわよ?」 
  
 さやか「・・・上等だよ。邪魔する奴はブッた斬る」 
  
 先程の杏子の挑発に完全に乗ってしまっている。 
70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:14:06.37 ID:ZCMl8Sjg0
 杏子「何・・・・!?」 
  
 まどか「さやかちゃん?ねぇ、さやかちゃん!!!」 
  
 マミ「どういう事・・・!?何で・・・?」 
71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:14:41.24 ID:ZCMl8Sjg0
 杏子「フザけんな!それじゃあアタシ達・・・ゾンビにされたも同然じゃねぇか!!!」 
  
 QB「むしろ便利だろう?どれだけ肉体が傷ついても、魔法で元に戻るんだから 
 ソウルジェムさえ砕かれない限り、キミたちは無敵なんだ。戦いでは断然有利じゃないか」 
  
72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:15:15.32 ID:ZCMl8Sjg0
 QB「それに僕は、"魔法少女になってくれ"ってキチンとお願いした筈だよ? 
 ・・・実際の姿がどんなのかについては、説明を省略したけどね」 
  
 ほむら「・・・最低ね」 
  
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