13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/12(木) 18:12:48.45 ID:jmMdQBSKO
おつ?
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/12(木) 23:36:10.98 ID:sTdQO3Nzo
……
結局、昨日は一睡も出来なかった
浮かんでは消えるあの子の最後の言葉が、あなたを眠りに落ちるのを妨げるのだ
また、と彼女は言った
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/12(木) 23:50:00.19 ID:sTdQO3Nzo
失礼、します
保健室に入ることなど滅多にない僕は、何故だかこの部屋に妙な緊張感を感じてしまう
別に健康な奴は入室禁止、などとルールがあるわけでもないのにも関わらずだ
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/13(金) 00:00:22.30 ID:oMXy2irYo
「……誰?」
ほんの小さな音だったが、静まりかえった保健室では十分な大きさを持ったその声は
僕の耳へと届き、僕の体をビクリと震わせた
シャーッとベールが横へ動くと、正に予想通りの姿がそこにあった
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/13(金) 00:01:04.91 ID:oMXy2irYo
続く
屋上さんでググったら面白そうなSS出てきたから今度読んでおく
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/13(金) 20:47:52.93 ID:oMXy2irYo
指先に感じる温もりは、決して居心地のいいものでは無く
かといって気持ちが悪いわけでもない、不思議な感覚
目の前のその子も拒絶するわけではなく、かと言って享受するわけでもなく
ただ、あるがままを受け入れている
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/13(金) 21:31:00.60 ID:oMXy2irYo
「……っけほ」
彼女の爪が僕の手に刺さったところで、僕の手が彼女から離れた
クールな彼女の額に浮かぶ汗と荒い息使いが、非常に艶めかしい
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/13(金) 21:51:30.18 ID:oMXy2irYo
異常な関係だという、自覚はあった
だが、彼女の首に手を回す度にそんなことはどうでもよくなって
「……ふふ」
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/13(金) 21:52:25.60 ID:oMXy2irYo
ちょっと休憩
再開未定
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/06/14(土) 00:22:04.02 ID:Lgk2gz9K0
りょーかい
乙
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/14(土) 01:13:47.78 ID:gznmFIQ8o
はぁ……はぁ……
「……けふ」
今日もまた、彼女に会いに来た
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