1: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/12(木) 20:42:16.79 ID:Gy/NeX6u0
※ラブライブSSです
※オリジナル要素が多すぎるので、原作重視の方はごめんなさい><
SSWiki : ss.vip2ch.com
2: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/12(木) 20:43:23.91 ID:Gy/NeX6u0
『―以上の事情により、長く続いてきた音乃木坂学院ではありますが、来年度を
以て新規入学者の募集を打ち切り、3年後に廃校とすることが仮決定いたしま
した。来年度の入学者数の試算が算出され――』
静まった講堂に響き渡る声。
3: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/12(木) 20:44:43.09 ID:Gy/NeX6u0
「あなたは…1年生の高坂さん」
理事長はその少女を見つめ、静かに呼びかけた。
その重たい空気に物怖じせずに、少女は続けた。
4: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/12(木) 20:45:56.53 ID:Gy/NeX6u0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
???「やっぱりわたし…廃校はやだよ」
お昼ご飯を食べながら少女が呟いた。
5: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/12(木) 20:47:20.75 ID:Gy/NeX6u0
???「…落ち込んでても仕方がないよ!」
ぐっと拳を握り立ち上がる。
???「私たちにできる何かがあるかもしれない…。だから、探してみようよ!」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/12(木) 20:48:29.02 ID:qwLc0scYo
期待
7: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/12(木) 20:48:51.31 ID:Gy/NeX6u0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
???「――そう、やっぱり廃校になるんだ…」
???『うん、私もいろいろ手を尽くしては見たんだけど、どうしてもだめで…』
8: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/12(木) 20:49:59.77 ID:Gy/NeX6u0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私、高坂穂乃香、15歳。
老舗の和菓子屋の1人娘!
9: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/12(木) 20:51:30.27 ID:Gy/NeX6u0
私も、小さい頃はそんなのテレビの中の世界だって知らんぷりしていたんだけど…
数年前、音ノ木坂の近くに、UTX学院っていう大きくて人気のあった学校がありま
した。でも、だんだんと入学希望者が減ってしまい、ある年は0になってしまいま
した。
10: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/12(木) 20:52:34.43 ID:Gy/NeX6u0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
穂乃香「おかーさんおかーさん!!」バタバタ
母「何よ騒々しいわね」
11: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/12(木) 20:53:58.43 ID:Gy/NeX6u0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
穂乃香「おばーちゃーん!!!」スパンッ
穂乃果「どうしたの穂乃香!すごい勢いでふすま開けて…」
12: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/12(木) 20:54:46.21 ID:Gy/NeX6u0
穂乃香「今の私とおんなじ気持だったんだ…」
穂乃果「そうだね。私のおばあちゃん…穂乃香のひいおばあちゃんも音ノ木坂
だったんだよ?だからそういうのも守っていきたいなって」
13: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/12(木) 20:55:26.07 ID:Gy/NeX6u0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
――翌日放課後、視聴覚室
次の日、私は同じクラスで幼馴染の小鳥ちゃんと海美ちゃんを誘って、視聴覚室
14: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/12(木) 20:56:31.46 ID:Gy/NeX6u0
3人『I say...Hey,hey,hey,START:DASH!!』
そこに映っていたのは、少し髪型が違うけど、私たち3人にそっくりな女の子たち。
海美「私たちは偶然にもおばあさま方と同じ名前でしたが…ここまでそっくりだと
15: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/12(木) 20:57:16.41 ID:Gy/NeX6u0
穂乃香「……これだよ」
穂乃香「私たちもやろうよ!スクールアイドルを!」
海美「わ、私たちがですか!?」
16: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/12(木) 20:57:55.53 ID:Gy/NeX6u0
穂乃香「そ、そっか…」シュン
でもおばあちゃんの時代だってきっと大変だったに違いないんだ。私たちにも
できないのかな…
17: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/12(木) 20:58:55.63 ID:Gy/NeX6u0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いつも通り帰宅した私は、道場で日課の素振りをしてから、日舞の練習をし、
夕食をとってから、おばあさまのお部屋に行くことにしました。
18: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/12(木) 20:59:40.72 ID:Gy/NeX6u0
海美「…そういえば、穂乃香のおばあさまがスクールアイドルの時の映像を見まし
て…」
それまでの穏やかな空気から一変し、空気が変わりました。
19: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/12(木) 21:00:32.12 ID:Gy/NeX6u0
海未「…そうですね。海美さんの言う通りだと思います」
海未「ですが、私も当時は同じことを言っていましたよ」
海美「そうなのですか?」
20: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/12(木) 21:01:21.63 ID:Gy/NeX6u0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
コンコン
小鳥「おばあちゃん、入るよ」
21: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/12(木) 21:02:04.12 ID:Gy/NeX6u0
ことり「…本当はね、私は音ノ木の卒業を待たずに留学するつもりだったの」
小鳥「え!?どうして?」
ことり「海外の先生から声がかかって…ね。それがちょうどライブと重なったり、
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