9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/20(金) 18:38:54.75 ID:aUpPVcxlO
002
「にょわー♪ にょーにょわー♪」
仕事帰り。
本日の予定を消化し切った僕と諸星は、散歩も兼ねて夕暮れの中を歩いていた。
本来ならばアイドルに歩かせることはあまりしないのだが、諸星がどうしても、と言うので現在の状況に至る。
にょんにょわソング(命名・僕)を口ずさみながら両手両足を大きく振って歩く諸星の後方を、少し離れた場所から追う。
ちなみに双葉はライブの最中にダンスで力尽きて寝転びながら歌っていた。
それが許される辺りが彼女のキャラの恩恵と言うべきだが。
その後は一歩も動きたくない、との事だったので置いてきた。
双葉は星になったのだ。
犠牲になった彼女のためにも僕はプロデュースを続けなければならない。
……いや、ちゃんとタクシー呼んだよ。
「あっ、見て見て暦ちゃん! あの子とってもかわうぃー!」
「……ん?」
青空に双葉の幻影を見ていると、諸星が片腕を風車の如くぶんぶん回しながら遥か前方を指差している。
かなりの距離を空けて、小さな人影が見える。
視力いいな諸星……。
眼を細めて人影を注視する。
吸血鬼の視力により、豆粒大の人影が望遠鏡のように鮮明に見えてゆく。
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